内容説明
峻厳な山の谷間にある隠れ里に生まれた異能を持つ子どもは、神子と呼ばれ敬われていた。神子の桜弥は、里の平穏と引き替えに兄とも慕う藤哉を差し出せと迫る、謎の薬師に遭遇し……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
61
転生とかもあって人物関係が把握しずらいが、着地点はいいところに収まったかな?。小虎がいいアクセント。2017/07/23
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
5
峻厳な山の谷間に人々から隠人(オニ)と呼ばれた一族が隠れ住んでいた。中でも桜弥は神子と呼ばれ異能の証とも言える赤い目をしていました。ある日里長が謎の薬師に里の平穏と引き換えに桜弥が実の兄のように慕っている藤哉を差し出せと言われたことを知り・・。設定自体は悪くはないものの何だかスッキリしない。もう少し書き込んで欲しかったというのが正直な感想。特に桜弥が預かった千早丸の手紙は腑に落ちなかった。★★★2010/08/14
ちはや
4
主人公が苦手で最初と最後だけ読んだ(^_^;)藤兄のビジュアルいいなぁ。小虎の変化もいいなぁ。太刀を手放さない彼のイラストイメージが何か違う気もした。もっとストイックなイメージなんだけど、イラストは甘いよね。2012/12/04
ゆん
4
ん~、主人公の少年がどうもあたし好みじゃない(笑)その所為か、読むのに時間がかかってしまった。もっと、藤哉や桐矢達の話が書き込まれていればなぁって。桜弥の視点で進んでいくと、せかされちゃう気がして。まぁ、終わりよければすべて良しって事で。2011/07/07
百合
4
やっぱ前世の記憶なんて忘れるに限るね。めっちゃ面倒くさいわ!2010/03/28