講談社Birth<br> 偽りの人々

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講談社Birth
偽りの人々

  • 著者名:石川佑【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062828147

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内容説明

林真人は無差別通り魔事件で妻の亜矢子を失った。夫婦仲も冷め、家庭内別居中だったのだが、事件の取材で林は妻との仲を美談にした。その報道を見た職場の部下、友人や愛人、そして実は亜矢子の知り合いだったという通り魔事件の犯人は……。小さな嘘が周囲の人たちに影響し、次第に林は追い詰められていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

zazo嶋

1
今まで自分が読んだBirthシリーズの中ではしっかりした文章とテーマの作品ではあったのですがいかんせん深みがない...重たいテーマを逃げる事なく書いているのに後半が駆け足過ぎて正直代無しになってしまった感が否めない...。主人公が立ち直った(?)きっかけも安易だし、その主人公の周囲の人間の心情描写も最初から決まっていたかのような結果に急いで辿り着いたバタバタがしっくり来なかった...ス。  テーマや導入部分は面白いし、人間のイヤーな部分を上手く書いてあるし、読んでいて痛くなるような真実味を伴っていて、もっ2010/02/22

konaka

0
2/52010/05/01

kujira

0
なんかこう、どこか「警察庁制作・広報ドラマ『もしあなたが被害者になってしまったら』」という感じ。事件のあらましとかディテールとか、主人公の行動とか周りの言動とか、そこらへんのドラマがなんか「模範的」って感じがする。個人的にはもっとエキセントリックな着地を求めていたんだけれど、まああんまりやりすぎたら単なる中2病ノベルだよな、と。取り立てて何か気に入らない点があったわけじゃないけど、そこまで好きにはなれなかったなあ、という読後感。2010/03/18

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