内容説明
二〇〇九年の総選挙で、民主党は歴史的大勝を収めた。政権交代後、矢継ぎ早に政策の見直しを打ち出して注目も集めた。しかし、テレビで顔を売る一部の者を除いて、我々が「普通の政治家」の日常を知ることはない。「地盤、看板、カバン」に頭を悩ませつつ理想を追う“センセイ”の素顔とは──。当選二回の中堅代議士と、初出馬した新人候補に密着する中から、現在の政治システムが抱える問題をあぶり出す。
目次
第1章 リーマンショックで消えた政治献金
第2章 新人候補が犠牲にしたもの
第3章 スキャンダルに翻弄された地元市長選挙
第4章 秘書たちの役割
第5章 あいさつとカネと人間関係
第6章 当選!