内容説明
24世紀、氷電人によって聖域と呼ばれる惑星バルガに上陸した恒星連邦の調査団が全員殺害された。発見されたのは着衣のまま胴体が消失した多くの死体と、ただ1人密室で撲殺された地球人女性の死体。この不可解な殺戮は未だ知られざる怪物の仕業なのか? SFにして本格ミステリの醍醐味に溢れた意欲作。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
95
宇宙捜査艦その2。本作でもトリックはSFでのみ可能ですが、前作よりはミステリー色が強くなったかな?。2016/04/10
ホームズ
5
『新スタートレック』が好きなので副長がどうしてもライカーになってしまう(笑)作者も『TNG』が好きだから(笑)『TNG』の小説版を読んでいるようで楽しめました(笑)一か所「惑星連邦」になってて面白かった(笑)こういう趣味に走ったような作品も良いですね(笑)もちろん蘭子シリーズを早く出してほしいけど、こちらのシリーズも書き続けてほしいですね(笑)2010/01/31
景
4
前作があるということも知らないままSFミステリってことで読んだんだけど、十分に楽しめた。SFというガジェットを使って見事に本格ミステリになっていると思う。動機はともかくとして。でもミステリじゃなくて本格的なSF小説としても読みたいなあ。続き出るのかな?2010/06/24
秋
1
SFチックなミステリー。設定に馴染めず苦労した。2014/01/16
ICH
0
SF&ミステリということでしたが、SFとして十分に面白く読めました。『大きな生物』や、地球人男性副長と牙動人女性将校の恋愛模様を、もっと描写して欲しかったです。「解決編」は、モロに作者のミステリ解決編そのものでした。樹木型生物の館長なんかは、喫茶店に集うご老人そのものので、二階堂色全開でした。これはシリーズ2作目とのことなので、1作目を読みたくなりました。2013/01/23
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