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内容説明
古代日本人の信仰の対象は、豪華絢爛な社殿や伽藍ではなく、山、川、巨樹、奇岩など自然界の森羅万象だった。本書は、日本人の信仰心の原点をもとめ、神社霊場をめぐる旅に誘う。
目次
第1部 神社だけ見てもわからない
第2部 神社・霊場の原風景―遙か縄文からのメッセージ
第3部 出雲と伊勢 神社の誕生―神話とともに(桂は高く太し 出雲大社(島根県)
白い空虚 伊勢神宮(三重県))
第4部 列島縦断―神・仏・霊のさまざまなあらわれ(川と海、そして滝―水への讃歌 奇岩と巨岩と―岩と神の坐す所 カンナビ山と海上のカンナビ―謎めく小宇宙 神に至る中継センター―透視するまなざし(その一)
ヨコ並びとタテ一直線―友愛と闘争
墓と霊場―死者は生きている
遙拝・お通し―透視するまなざし(その二))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
(著作)法隆寺の謎を解く、空海 塔のコスモロジー、マンダラの謎を解く2022/07/04
サンノート
1
霊場めぐりというのも、おもしろそう。そこまで信心深い人間ではないが。2014/09/27
はるわか
1
山・巨樹・柱、依り代、霊場:神仏があらわれる異境、出雲大社:雲太・和二・京三(出雲大社・東大寺大仏殿・平安京大極殿)、上賀茂神社:川の合流点、熊野:隈=冥界との接点・黄泉がえり、飛瀧神社:滝:水と太陽のまぐわい、神倉神社:ゴトビキ岩、生石神社:石の宝殿、本殿のない神社:大神神社(三輪山・蛇)、厳島神社:弥山原始林、諏訪大社、巨大柱のヒモロギ:立てること、貫前神社:心御柱・雷神小窓、鵜戸神社:海食洞:海上他界、春日大社:ヨコ並びの本殿:中心を求めない日本の空間感覚、高野山、恐山、斎場御岳・久高島2012/10/06
kamekiti-tv
1
・・・うむ、紀行本でしたな。もうちょっと建築に寄ってくれても良かったのに。2010/02/23
こう
1
紀行本だったか・・・2009/12/27