内容説明
文化年間。藩の特命による任務を遂行中の父が行方不明になったと告げられた加賀藩士乾刀次郎は、身に覚えのない謀反の罪で越中の五箇山の獄に流される。父の存否と事の真相を明らかにすべく脱獄を図る刀次郎だが、酷寒酷暑の流刑地での生活は、彼の心身を徐々に蝕んでゆく。やがてこの奸計の裏に、加賀百万石前田家をつつむ闇の構図が浮かび上がるが……。シリーズ第一弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こたろう
1
主人公は結局何もやってない2010/01/27
matsu0310
0
☆☆☆2012/07/30
さえ
0
諸田玲子氏の『炎天の雪』を思い出しながら読了しました。やはり、五箇山、縮小屋の人権無視や過酷な生活状況は忘れませんよね。加賀藩は、やり放題だったのね〜ぇ。2010/10/03
