ダメな“システム屋”にだまされるな!(日経BP Next ICT選書)

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ダメな“システム屋”にだまされるな!(日経BP Next ICT選書)

  • 著者名:佐藤治夫【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2014/05発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822230340

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内容説明

「サービス業」なのに客が去ることを恐れておらず、むしろ「客がバカだから」などと陰口を叩く――。そんなダメな“システム屋”の思考回路を、野村総合研究所、スタッフサービスを経て独立したITコンサルタントが辛口で徹底解説。「なぜ日本のシステム屋は国際競争力がないのか」「なぜ技術革新を生み出せないのか」「ダメなシステム屋をユーザー企業はどう見抜いて、どう付き合うべきか」を解き明かします。
 主にユーザー企業の視点から、システム開発会社やITコンサルティングファームなどを「叱る」つもりで書かれた内容ですが、時折、ユーザー企業の情報システム部門や情報システム子会社の“システム屋”にも厳しい視線を向けています。
 システム開発で苦い思いをしたことのある業者・ユーザー双方が、「このままではいけない」という気にさせられる一冊です。

目次

第1章 情報システムの真の役割を知る
第2章 システム会社の行動様式を知る
第3章 システム技術者・コンサルタントの思考回路を知る
第4章 IT業界の取引構造を知る
第5章 “システム屋”のキャリアを知る
第6章 “システム屋”の向かうべき方向性を知る
座談会 若手現役“システム屋”3人の本音トーク
解決策 ダメな“システム屋”を見抜くポイントと対処法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

牧神の午後

7
IT業界の構造を始めとした著者の指摘する問題は、まさにその通りと言わざるを得ないところではありますが、一方で他国に比べて情報システムを使って経営を改善することに日本が不得手なのは著者の言うところのシステム屋だけに原因を求めるのは如何なものか、と思うわけです。最初の砲にかいているように同じような情報システムで7−11と他のコンビニで業績が格まで違っているというのは、システムよりもそれを使う側の問題でもあるわけですから。最後のダメなシステム屋を見分けるコツと対策は反面教師として非常に有用でした。2015/08/30

harhy

2
なるほど。人件費が高く、開発効率の悪いシステム業界は、これから試練の時を迎えるんだろうな。2013/03/03

じゅん

1
ダメなシステム屋さんって結構目立っちゃいますよね。そのためか、みんなこんな感じだよな~と頷きながら読んでいました。気になったのは「ワイルドなシステム屋」です。人海戦術でいく業務と機械化する業務を見極め、ユーザーが手作業で苦しんでいても、その企業の生き残りに無関係ならば「手でやれ」と言えるというのは良いですね。挑戦ですよ、すべての仕事において!2012/02/01

ソルト

1
この方はNRIに居たそうですが、自分がいままで旨い汁をタップリ吸っているのにそこまでダメ出ししますか・・・。 こんな本、買わなきゃよかった。2010/02/09

akhrynd

0
現状が、わかりやすく的確に書かれていると思った。もう少し、今後のことを読んでみたかった。2010/12/12

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