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内容説明
誰もが不安な老後のお金。不安を解消するのに一番大切なのは、やみくもに貯金することではなく、まず自分が何歳までにいくら必要かを知ること。目標を設定して、「収入を増やす」「支出を減らす」「長期分散投資」の3つのアプローチから「やるべきこと」を決めれば、あとはそれを淡々と実行するだけ。そうすれば、今やりたいことを犠牲にしなくても、「60歳で金融資産1億円」が自ずと可能になる。20代、30代にこそ始めてほしい、教養としての資産づくり入門。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
67
一般庶民の資産形成の王道を書いています。非常に分かりやすいシンプルな内容です。収入を上げ、支出を下げ、リスクテイクしない投資をしなさいと書いています。確定拠出年金のセミナーやマネーセミナーでよく聞くような内容です。とはいえ、私にはやっぱり1億円なんてほど遠いどころか無縁だろうな、、、、2017/03/20
ユーモ
23
無理せず60歳までに1億円貯めるための本著。いや無理だろ、と思う場面もしばしば。要は節約して、節税して、資産運用しなさいよってこと。2018/01/21
nana&qoo
19
巻末のシミュレーションを見て驚愕。独身貴族以外に可能⁈という数字でした。なので1億という金額に飛びついたらガッカリしてしまうと思いますが、蓄財スタイルの確立のために、必要な内容はありました。収入アップ&支出削減で貯蓄を増やし、それを無理のない範囲で投資に回す。ハイリスク・ローリターンはあっても、ローリスク・ハイリターンは無い。有名銘柄株は、既に人気が高く割高である。と言った投資における基本的注意事項は大切。もはやマイナス金利の時代。単なる預金ではなく投資で運用する必要性は、さらに高まっていると思います。2018/02/15
ノリピー大尉
12
「当たるか当たらないか分からない銘柄を選んでいるのだったら、自分の資産状況をもっとマメに管理する」(168ページ) 「これからは、仕事よりもお金の知識のあるなしが人生を大きく左右する時代」(182ページ2015/03/28
baboocon
12
内藤忍さんの著書は初めてだけど、至極まっとうなお金と資産運用についての本。自分にとってはほとんど既知の内容ばかりだったが、一点、銀行口座を一つにまとめるというのは当たり前のようでかえって新鮮だった。今すぐは無理だけど、いずれ実行しよう。投資については、著者の立場上当然といえば当然だけど、インデックスファンドによる長期分散投資をすすめている。これについては反論もあるけれど、それは読書コメントの範疇を超えるので割愛。2011/09/02