HJ文庫 死なない男に恋した少女 ５．斗いのサダメ

著者名：空埜一樹【著】/ぷよ【イラスト】

ホビージャパン（2013/03発売）

• ISBN：9784894259676

内容説明

ある日、狗斗と恭子のもとに【組織】からの新たな任務がもたらされる。【組織】のメッセンジャー・ハルによれば、今回の任務遂行場所は海外。オーダーは欧州の美しい街で起こる連続殺人事件の解決だ。さまざまな思惑が交錯する中、狗斗たちは海を渡り、徐々に犯人の足がかりをつかんでゆく……！　桐崎恭子のワールドワイドなサシデレっぷりにも注目せよ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海星梨]

KU。相変わらず、イラストが……。トーン素材はせめて、シワのとこで角度変えて貼れ、とか。今回はまるまる一冊、組織の仕事回だけど、特に雰囲気変わることなく。それなら、ずっと組織の仕事回でええやん、と思わなくもない。登場人物がミニマムなので、今回のゲストがすぐに犯人になってしまうのは、まぁ、書く技量なくて破綻するよりはいいんですけど。とうとう、クギトの血縁関係の話か……？　ただ、そこらへん触れずに終わりそうな気配ビンビンなんだよなぁ。

2024/01/30

[KUWAGATA]

海外編。海外である必要はあったのか。あんまり異国情緒もなかったし。というくらい、安定のいつものサシデレ。犯人は割と早く予想がつきましたが、結末は思い切りましたね。でもまあ、本来そういう末路があってしかるべき。クギトが甘かったせいで、組織の人間十人が死んだってことを思えば。この作品は非常に楽しく読めるのだが、主要キャラとそれ以外のモブの扱いの差がひどすぎる。そういうことを考えるのは、私がもうおっさんだからなのか…。

2014/07/11

[たろ]

初の海外もの(^_^;) とは言っても内容はさほど変わりませんね。

2013/01/16

[nakazawa8492]

今回は誰も救われない話だった　りんがようやく自分の気持ちに素直になり始めたのでこれから恭子とも恋のバトルが楽しみである　あと狗斗が何故かモテていて面白かった　相変わらず恭子が痴女じみていいてGJ　挿絵の狗斗がキョンにしか見えなくて吹いた

2012/06/10

[tegege]

さりげなく、ハルが魅力的に感じた一冊。内容は途中で割れるけど、エンディングへの流れは力強い。

2011/05/21