翻訳書<br> フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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翻訳書
フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

  • ISBN:9784140814048

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内容説明

なぜ、一番人気のあるコンテンツを有料にしてはいけないのか?なぜ、ビット経済では95パーセントをタダにしてもビジネスが可能なのか? あなたがどの業界にいようとも、無料との競争が待っている。それは可能性の問題ではなく、時間の問題だ。そのときあなたは、創造的にも破壊的にもなり得るこのフリーという過激な価格を味方につけることができるだろうか。

目次

フリーの誕生
無料とは何か?(「フリー」入門―非常に誤解されている言葉の早わかり講座;フリーの歴史―ゼロ、ランチ、資本主義の敵;フリーの心理学―気分はいいけど、よすぎないか?)
デジタル世界のフリー(安すぎて気にならない―ウェブの教訓=毎年価格が半分になるものは、かならず無料になる;「情報はフリーになりたがる」―デジタル時代を定義づけた言葉の歴史;フリーと競争する―その方法を学ぶのにマイクロソフトは数十年かかったのに、ヤフーは数カ月ですんだ;非収益化―グーグルと二一世紀型経済モデルの誕生;新しいメディアのビジネスモデル―無料メディア自体は新しくない。そのモデルがオンライン上のあらゆるものへと拡大していることが新しいのだ;無料経済はどのくらいの規模なのか?―小さいものではない)
無料経済とフリーの世界(ゼロの経済学―一世紀前に一蹴された理論がデジタル経済の法則になったわけ;非貨幣経済―金銭が支配しない場所では、何が支配するのか;(ときには)ムダもいい―潤沢さの持つ可能性をとことんまで追究するためには、コントロールしないことだ
フリー・ワールド―中国とブラジルは、フリーの最先端を進んでいる。そこから何が学べるだろうか?
潤沢さを想像する―SFや宗教から、“ポスト稀少”社会を考える
「お金を払わなければ価値のあるものは手に入らない」―その他、フリーに対する疑念あれこれ)
結び―経済危機とフリー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

329
何故グーグルを筆頭として無料を歌うコンテンツが発展して成功するのかがよく分かる一冊だけど長いなぁ。後シェアとか続編も積んでるので読んでいきたい。2016/03/08

たー

50
正直目新しい話はないのだけれど、色々なフリーの形とそれぞれの儲け方を体系的にまとめてあるのは良い。2010/09/25

かまど

39
『無料からお金を生み出すビジネスモデルを考える』 無料(フリー)というビジネスモデルについて書かれた一冊です。 著者のアンダーソン氏は『ロングテール』という概念を世に提唱した方です。 氏は経済界を「物質」を扱うアトム経済と、「情報」を扱うビット経済に分け、以前までのアトム経済における無料は何か他のものでお金を払わされる、まるでおとり商法のようなものであったとする一方、現在のビット経済における無料は本当にタダで、そもそもビジネス上のキャッシュフローから取り除かれていることが多いと説明しています。 (続く)2015/02/15

文章で飯を食う

37
そういえば、読書メーターも無料だ。例えば、CDをコピーすれば、買うのに比べて、ほとんどただで入手できる。デジタルのもののコピー費用は、ほとんどただだからだ。そして、ただでできるものは、万有引力の法則に従うように、ただになる。著作権や良心の呵責などで止めることはできない。自分がただにしなければ、誰かが、ただにする。では、どこから金を儲ければ良いのか。それが、広告だったり、ただのソフトと有料のプレミアム版だったりなのだ。どんなものでも、製造原価近くまで下落する。LCCを見よ。2012/09/14

hit4papa

35
21世紀は、モノの経済=アトムから、情報通信の経済=ビットへ。本書は、フリー(無料)の周辺から収益を得るという、経済モデルへのパラダイムシフトを解説するものです。既に語り尽くされた感がありますが、読者を魅了するような説得力には、一読の価値があると思います。

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