欠点を直さずに幸せに生きる方法

著者名：齊藤正明

サンマーク出版（2014/04発売）

• ISBN：9784763199768

内容説明

スキルアップは時間のムダ。
“できない”からこそ、その他大勢から抜け出せる！


５年間「死ね」といわれつづける。無理やりマグロ船に乗せられ、遠洋航海に行かされる。
帰宅できるのは１か月半に一度。挙げ句の果てにはうつ病に――。
上司から執拗ないじめを受けた著者は、原因が自分にあるのではないかと思い悩み、
欠点を克服しようと“自己投資”にもがきます。
しかし、どんなに努力したところで上司との関係はよくならない。
気がついたときには本とセミナーに４００万円もつぎ込んでいました。
そこで彼は気づくのです。「欠点は直すものじゃない。活かすべきなんだ！」と。
多くの人は欠点に悩み、それが足を引っ張っていると考えています。しかし、欠点など直す必要はありません。
なぜなら、あなたの欠点や悩み、弱みがあなたを幸せにするからです。本書では、そのための方法をご紹介します。


＊目次より

○ 行きたくないところにこそ宝がある
○ 「できる・できない」で行動するのをやめる
○ ポジティブ思考をやめてみる
○ 「努力すればなんとかなる」は大ウソ
○ 夢や目標をもたない人生もすばらしい
○ 主観的な客観視をする
○ 本は読まなくてもいい
○ 理論はすべて後づけ
○ いちばん大事なのは「運」

目次

１　「欠点」はひっくり返せば長所になる（がんばってもどうにもならないことはある　人生は料理のレシピじゃない　ほか）
２　人生は「あきらめ」ればラクになる（ストレスのたまらない生き方をする　ポジティブ思考をやめてみる　ほか）
３　「思い込み」が足を引っ張る（白黒はっきりさせない　自分も思い込みだらけだと気づく　ほか）
４　「運」と「時間」に頼ればうまくいく（時代に合わせず、時代が合うまで待つ　期待しないで、準備だけしておく　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[イクル]

読むと肩の力が程良く抜けて、結果的に前を向ける、そんな本。

2010/09/30

[カニ子]

「マグロ漁船～」の著者の本。勝間さん系の成功本、自己啓発系に疲れた人にはホッと一息つけるかも。たとえが虫なところが新鮮で面白い。ただし、具体的な方法は書いてないので注意。

2010/02/08

[Satoshi Murai]

読了

2014/06/29

[にゃご]

何だか心がほっこりする、自己啓発本にしてはゆるい内容のものでした。ギラギラしていて押しつけがましい内容が苦手な私にはピッタリでした。

2014/02/03