内容説明
私は戦後最大の自然災害、阪神・淡路大震災、オウム真理教による無差別なサリン事件をもって、私的領域は護られているという安全神話が崩壊したことを示す1つの証拠と考えて、≪日本の安全神話は1995年を契機に崩れた。日本社会はリスクに敏感に反応する社会になった≫と、あちこちで話したり書いたりもしたのだ。だが、これは早合点だった。日本人の危機意識は、そう簡単には変わらなかったのである。
目次
プロローグ リスクに鈍感な日本人
第1章 危険抗体を持つ国民、持たない国民
第2章 読むワクチン、体験するワクチン
第3章 知的ワクチンのメカニズム
第4章 取り扱い上の注意
エピローグ 豊かな抗体を持って生きる
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