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内容説明
真っ青に澄んだエーゲ海は死んでいる!逆に、日本沿岸のような茶色がかった海こそ生き物の宝庫なのだ。
海の「色」を見れば、その環境が手に取るように分かる。
過度のインフラ整備により緻密な自然のシステムは確実に支障をきたし、垂れ流してきた有害化学物質は、一億倍に濃縮されてあなたの食卓に…。
本書は、十数年もの間、自ら観測船に乗り込み調査した著者が、海洋汚染の実態を報告。
水なしでは生きられない我々が、地球の七割を占める海を知らずに環境は語れない。
海の色は何を語るか。観測船から海洋汚染報告。
青く澄んだエーゲ海は、海の砂漠だった。観測船に乗り込み、世界の海水汚染の実態を報告。赤、緑、金など七色の海は何を語っているのか。
真っ青に澄んだエーゲ海は死んでいる! 逆に、日本沿岸のような茶色がかった海こそ生き物の宝庫なのだ。水の「色」を見れば、その環境が手に取るように分かる。
▼では、「真っ黒なインド洋」「銀色のラプラタ川」「真っ赤に染まった相模湾」「ブルーにしか見えない南極の氷山」からは何が読み取れるのか? そもそも水の色はなぜこれほどバリエーション豊かなのか?
▼水の時代と言われる二十一世紀現在、水の惑星において使える水が絶対的に少なくなってきているという状況に直面している。過度のインフラ整備により緻密な自然のシステムは確実に支障をきたし、垂れ流してきた有害化学物質は、一億倍に濃縮されてあなたの食卓に…。
▼本書では、十数年もの間、観測船に乗り込み調査した著者が、海洋汚染の実態を報告。色鮮やかな写真と共に地球の未来を考える。
▼水なしでは生きられない我々が、この星の七割を占める海を知らずに環境は語れない!
●はじめに
▼【第一部】海の色と海洋汚染
●第一章 七色の水
●第二章 海洋観測行脚
▼【第二部】資源としての水
●第三章 巡る水
●第四章 運び屋としての水
●第五章 水の未来
●おわりに
目次
第1部 海の色と海洋汚染(七色の水;海洋観測行脚)
第2部 資源としての水(巡る水;運び屋としての水;水の未来)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Arisaku_0225
はすのこ
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