内容説明
本書は、プロジェクトによく見られる86のパターンを抽出。失敗に向かう兆候や、逆にうまく回っている組織の特徴を、ユニークな名前(ニックネーム)をつけてパターンとして紹介。著者たちの深い経験と洞察のもとに描かれた各パターンの話は、誰もが日々の仕事のなかで目にし、感じるものばかりです。きびしい言葉批判の中にも、開発者への温かい眼差しが。2009年、第19回Joit Awards(Books General)受賞。エドワード・ヨードン、アリスタ・コーバーン、ジョエル・スポルスキ推薦。
目次
アドレナリンジャンキー
スピード勝負
死んだ魚
幸福礼賛会議
乳母
関連痛
マニャーナ
アイコンタクト
ムードリング
信者〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
11
完璧というものは、付け足すものがなくなったときではなく、取り去るものがなくなったときに達成される2014/03/23
ニョンブーチョッパー
6
★★★★☆ チーム開発で陥りがちな86のヤバいパターン集。10年以上前の本だけど、今でもありそうな「パターン」多し。このシリーズの特徴だけれど、章冒頭の写真と内容が深いところでつながっているその感覚に、アメリカっぽさを感じる。目次に各章のタイトルが書いてあるけれど、ポジティブな内容なのかネガティブな内容なのか、ぱっと見、判断しづらいのがやややや困る。どちらかに統一してほしかったな。2022/08/23
kumokumot
6
プロジェクトのあるあるパターンが86個。あとがきにもあるように、著者の論の通りに学習するのではなく、各パターンから自分で気づきや学びを得るべき構成なのだろう。アンチパターンを避けることがそのまま「アジャイル開発」の実践につながるものも多かった。開発者目線でもプロジェクトマネージャー目線でもあるいはその上の役職でも学びは多そう。2019/12/29
めかぶこんぶ
6
☆一文要約:プロジェクトのベスト/バッドプラクティスが満載! ●内容:プロジェクトが上手くいく/上手く行かない、その原因であったり、あるいは副次的に起きるパターンを網羅的に紹介。現職の中でも、当てはまるバッドプラクティスが多々(ベストプラクティスも少々)。バッドプラクティスは止めて、ベストプラクティスの導入を増やすためには、まずはこれらのパターンをキチンと認識することが必要なはずである。そのためにこの一冊は非常に有用。平易な文章で書かれており、ジョークも適度。気軽に読めて役に立つ一冊と感じた。2019/10/26
牧神の午後
6
最初に書いている通り、ここにかかれた80あまりの教訓は、あるPJではうまくはまることもあるだろうし、そうでない場合もあると思う。それでも最大公約数的にこの教訓が役立つ場合の方が多いと思う。プロジェクトの推進に当たり、折りに触れて読み返して、チェックしたい本。2017/06/18
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