扶桑社BOOKS<br> 行間力

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扶桑社BOOKS
行間力

  • 著者名:宮川俊彦
  • 価格 ¥1,257(本体¥1,143)
  • 扶桑社(2013/11発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594060534

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内容説明

「読解力は人間洞察力! 空気が読めない“KY”は読解力の低下が原因!」という国語作文教育の第一人者が、古今東西の名作を題材に「行間」の読み方を伝授。勉強も仕事も、読解力で差をつけよう!

目次

第1章 「間」が取れなくなった日本人(言葉どおりにしか受け取れない 間が取れない 余地のない通り ほか)
第2章 名作の「行間」を読む―実践トレーニング編(「視界に入らなければ信じてあげない」の悲劇『イソップ寓話』 閉ざされた箱の世界『旧約聖書』 危険な存在としてのポチ『花咲爺』 ほか)
第3章 世の中の「行間」を読む(写真読解の怪 「まとめる」の罪 印象的鑑賞全盛 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

susululu

2
流行りの「見える化」は、個人の思考を外に出す、という意味ではは有効で必要と思っておりますが、会社での「見える化」「マニュアル化」が行き過ぎることは疑問に思っており、「空気読めない」に繋がって行くという著者の見解に共感いたしました。読解力の低下がKYを生む。行間力とは作者がいいたいことを読む、ことと。色々な解釈の余地を考えること。本の後半の著者の解説、違う視点からの見方は楽しめます。サラリーマンの七三分の話はともかくとして(笑)2012/07/16

saki

1
副題に『本当の国語力をつける法』となっているが、文章を読む事だけでなく、空気を読む事や絵画を読む事や『世の中の行間』を読む事などに触れられている。改めて、認識の基本となる『間』というものについて考えるいい機会になった。「空気が読めない」とか「間が悪い」というのは、生活様式の変化も一因なのかもしれないと思った。日本家屋の『間』という概念はとても意味深いものだったのかもしれないと思う。名作の「行間」を読むという章の俳句についての部分がとても面白かった。2013/05/23

イリエ

1
表現とは「間」のことであり、書かれていないことを立ち止まって考えよ、と説法してくれる。2010/01/28

Enzo Suzuki

0
独りよがりの読書。言いたいことはわかるけど、ほっとけ!と言いたい。文章解釈の難しさ。2016/03/14

雨巫女

0
なるほどですね。「里の秋」にそんなストーリーが、ひそんでいるとは、知りませんでした。2009/12/17

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