クイーンズコミックスDIGITAL ウランバナ

著者名：勝田文【著】

集英社（2014/04発売）

• ISBN：9784088655611

内容説明

お寺の隣にある花屋の娘・佐保。彼女の日課はインドの王子の情報チェック!!　王子に恋した佐保の不毛な思いは届くのか!?　禅寺ご近所さんの心温まるロマンチック・コメディー。　【同時収録】近くの他人／ダブル プレイ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[まみ]

かわいい表紙！溢れるお花もさっちゃんのつけてる指輪もカラフルな題字もすごくかわいい。そしてお寺が舞台なのがとても嬉しかったです。（昔お付き合いした人の中にお寺の子が２人いたのでこういう設定には弱いのです。笑）でもありきたりにさっちゃんと集さんがくっついてしまうのではないところがかえってよかったな。住職や安昌さんそれぞれのストーリーも素敵で、読んでいて心がぽわんと温まりました。でも私は勝田作品は和装レトロなものの方が好きだなあ。

2010/03/23

[ひめ]

タイトルの「ウランバナ」は、不思議な感覚のものがたりで、現代物でありながらFTに感覚が近いというか…。徐々に引き込まれて一気に読み進んでしまった。３回連載は短いなと感じるラスト。はっきりした結末が描かれないところが良いのだけれど、もうちょっと先のとこまで読みたかったなあ。

2011/01/26

[ビスケ]

王子をなかなか登場させないところが、かえってよかった。勝田文の作品ってほんわかしているけれど、本当はかなり現実に寄り添っているように感じる。

2010/01/08

[テレサ]

王子…！かっこよかった。主人公が、どうして王子が好きなのか、そのはっきりした理由がラスト近くになってようやくわかる。蓮を摘んでしまった王子にキュンとした＾＾ふらふらしてる既婚者…よくでてきますね、勝田作品に（笑　「ダブルプレイ」は、似てるからこそ嫌い、でも好きっていう気持ちわかるなぁ。二人がドタバタしながらもしあわせになってくれればいいと思う。

2009/10/23

[veri]

あー勝田さんだなぁ。っと笑 とはいえ勝田さん作品は「あのこにもらった音楽」しか読んだことがないのですが、ホントに味のある作家さんです。優しいんだか意地悪なんだか分からないけれど決して悪人でない人たちが有りそうで無さそうな日常を送ります。説明できない読後感があって、浮遊感があります。また勝田さん作品見つけたら購入するつもりです。(^_^)

2014/04/02