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内容説明
職場で何をすれば、人は成長するのか? 働く大人のための最新学習理論をもとに、経験をくぐり、対話をし、仕事を振り返るという内省(リフレクティブ)行為の大切さを伝える。
目次
第1章 「上司拒否。」と言う前に(課長はこうして選ばれていた 光り輝いていた課長の椅子 ほか)
第2章 内省するマネジャー―持論をもつ・持論を棄てる(他者との“かかわり”から支援を得る 成長に寄与する「内省支援」 ほか)
第3章 働く大人の学び―導管から対話へ(大人は学びの終着駅か 人の発達は一生続く ほか)
第4章 企業は「学び」をどう支えるのか(「私の教育論」は万能か 「なんとなく研修」がまかり通る訳 ほか)
第5章 企業「外」人材育成(働く大人は社外でも学ぶ ラーニングバー ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だてこ
9
企業内での学びについて、マネジャーの立場をメインに理想のあり方を著者二人が共同で述べている本。私にはちょっと高度な内容でした(汗)。内省の仕方についての本かと思っていたら、もっと組織論的な内容だった。社会人になっても学び続ける必要があるということには同意。特に日本はこれから労働人口が減っていくので、一人一人のスキルアップは必須となる(経営がわから見れば)。学びを得るためには、行動だけでも内省だけでもダメで、行動しながら内省していくことが大切というのは今後意識していきたい。2024/06/09
かえるくん
9
「場当たり的な問題解決者」として遇されがちのマネジャーの仕事を、学びのきっかけに満ちた仕事にするためのヒントがちりばめられた一冊。印象的だったのは、上司から得られる「業務支援」が成長感につながっておらず、部下や後輩、社外のかかわりから得られる「内省支援」がそれにつながっているというレポート。上司がなすべきことは、個人の熟達を支えることではなく、職場のメンバーが互いに「内省支援」を得られる「人が育つ実践共同体」をつくることなのだ。巻末の「あとがきという名のリフレクション」も含めてすべての組織人にオススメ。2016/04/09
しゅー
6
★★単に目新しい手法を紹介する本ではない。「マネージャーとはなにか」と言う根本的な問いに、企業内教育やリーダーシップ論の分野で高名な著書二人が、内外の研究成果を大量に引用しながら答えていく。なにかスッキリした正解が出るわけではないが、社会人にとっては「自分の悩みは特別じゃないんだ」、「今まで人事の言うことにモヤモヤしてきたけど、それで正しかったんだ」と勇気づけられる書籍となっている。共著というのが効いていて、二人がお互いに触発し合いながら本書を形づくっていくライブ感が良い。内省は田坂広志さんも勧めてるな。2023/09/02
たくみくた
5
「自分の日常」とは「他人の驚き」であり、「他人の日常」は「自分の驚き」である。自社内にとどまらず、社外の人と対話を続けることは大きな意味がある。 2018/09/25
K
4
ストレングスファインダーの強みが「内省」だった。内省って何だと思ってたが、良しあしを一人振り返ることか?「社会人は勉強を終えた人」って言われてみれば確かにおかしいな。必要なことはいつでも学べるさ。2020/02/22
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