新人物文庫<br> 悪党の戦旗 嘉吉の乱始末

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新人物文庫
悪党の戦旗 嘉吉の乱始末

  • 著者名:岩井三四二
  • 価格 ¥838(本体¥762)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784404037565

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内容説明

南朝に奪い去られた神璽を取り返せ! 将軍足利義教を暗殺した赤松満祐は、幕府軍の追討をうけて敗北──。主家再興を図る赤松遺臣たちの忍従の戦いを描く歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

4
6代将軍・足利義教を討った赤松家の後日譚。 将軍を謀殺したが、赤松家は幕府に攻められ、滅亡。 そんな中、南朝の残党が神璽(三種の神器の一つ)を奪う「禁闕の変」が起こる。 赤松家の遺臣たちは神璽を奪還し、手柄を立て、主家を再興するのだった。 17年の歳月が流れていた。 岡田秀文の「魔将軍」と義教の描き方は違うけど、本書のように悪御所ってのが一般的だろうな~。 しかし浪人はつらい。 主家再興もなるかと何度も危機を迎えるけど、17年の後にやっとこさ実現。 まだまだ赤松家の戦いは続くようでしたが…。2009/10/24

ききぞう

2
大変面白かっです。 嘉吉の乱から長禄の変までとかなりマイナーなところが舞台ですが、一連の時代背景に詳しくない方でも楽しめると思います。 後南朝側にももう少しスポットが当たるような展開であればもっと良かったかなと思います。2023/12/07

マサ

2
合戦の様相を描いた話はよくあるが、これは合戦に敗れた者たちのその後を描いていて興味深かった。赤松の残党のキャラクターが生き生きとイメージすることができて、その考え方や行動に感情移入しながら読むことができた。面白かった。2019/10/12

9rikaz00

1
将軍義教が赤松氏に討たれたことと、戦国時代に赤松氏が登場してくることは知っていた。しかし、その間に主家の再興を賭けて、まさかこんな小説みたいな冒険活劇が繰り広げられていたなんて知らなかった。まだまだおもしろい話はたくさんあるようだ。2017/05/12

えびえび

1
お家復興のお話です。嘉吉の乱の経緯はかなりややこしいのですが、赤松家臣の視点に重点を置き敗走の様子を語るようになってるので混乱することは無いと思います。吉野潜入が最大の山場ですが、凄惨な描写の1期に比べ、2期があっさりしすぎていて拍子抜けです。2013/03/01

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