- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
億万長者になって王侯貴族のような生活を送ることは誰にでもできるわけではない。だが自分と家族のささやかな幸福を実現することは、難しくはない。必要なのはほんの少しの努力と工夫、人生を設計する基礎的な知識と技術だ。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』の著者が、激変する状況のクールな認識から人生設計を再構築する方法を凝縮!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
101
橘さんの今まで送ってきた人生をだまされずに生きていくヒントが詰まっている気がしました。多分好き嫌いが出てくると思うのですが、私はよくこれだけのことをうまく短いエッセイのような感じで表現されています。かなり難しい本を読み込んでおられてそれをうまくわかりやすい文章にされています。私も少しは参考にしたい気がしました。2024/11/21
もりやまたけよし
42
この本にもいっぱい言っちゃいけないようなこと満載です。過激なところが、また、橘さんの文章を読む楽しみでもあります。2017/07/21
パフちゃん@かのん変更
42
なかなか刺激的で大胆な幸福論。保険は損をする宝くじのようなもの。年金制度や介護保険は破たんする。国家の世話になろうとは思うな。安楽死を認める。マイホームを持つことのリスク。あまり明るい気持ちにはなれない幸福論。2013/09/12
tetsu
37
★5 結構前に書かれた本だけどまったく違和感なく現在の社会にも通ずる内容。 同じ著者の最近の著作の「言ってはいけない」以上に言ってはいけない内容が詰まっている。やはり橘玲はいいねえ。 いちいち納得する内容で多くの人に読んでほしいと思う一冊でした。 2016/07/12
シュラフ
31
2004年の発刊。バブル崩壊によって勝利の方程式(一生懸命に勉強⇒いい大学⇒一流企業に就職⇒結婚⇒マイホーム・・・)が崩れてしまった日本全体が混迷の時期であった。発想を変えて人生設計を再構築せよ。自分と家族のささやかな幸福は、少しの努力と工夫で可能になるのだ、という。苦難の時代を生きる人々への応援メッセージだと思う。少し古くなってしまった書であるが、日本経済の抱える問題点はまったく改善されていないのだから、その発想は今でも有益である。そしてそもそも幸福とはなんなのか、あらためて考える機会を与えてくれる。2017/06/17