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内容説明
「忘れる」ことは決して悪いことではない! 「覚える」より、「忘れろ」! 人間の記憶は膨大な情報を捨て去ることによって、整理され構造化され、思考力と問題解決能力が高まるメカニズムになっている。忘れて脳を活性化し、脳力と仕事力をUPする方法を、気鋭の学者で慶応大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授が解き明かす。忘却力を活用し、仕事や人生の様々な局面で成功することを解説した注目の書。
目次
第1章 「脳」と「記憶」の関係(なぜ忘れることが必要なのか;記憶とは何だろう;スキルの記憶はどうしれば鍛えられるのか)
第2章 忘却のメカニズム(年代によって記憶の果たす役割は変わる;記憶は忘れるためにある;忘れられない記憶との付き合い方)
第3章 「忘れる技術」を身につける(「忘れる」ためには技が必要である;「失敗の記憶」をつけておこう;「記憶力信仰」にさよならを)
第4章 「忘れる力」を生かす仕事術(記憶との付き合い方が異なる二つの生き方;忘れるために必要なツールとは?;記憶に頼らない生き方が求められている)
第5章 忘れるほど生き生きと生活できる(重視される能力は時代とともに変化する;記憶との新しい付き合い方を構築する)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あちゃくん
51
外部記憶を活用して、どうやって脳のポテンシャルを活かしていくか、という問題意識が持てたのは良かった。2019/05/03
pettyori1
5
やみくもに情報を覚える事に脳を使わずにシステマチックに記録して即忘れること。 膨大なデータや履歴などを削除すると処理速度が上がる、パソコンと同じですね。 片付けすると頭がスッキリサッパリするのは余計な情報が排除され脳の負荷が軽くなる、これも近いかも。 ビジネス面ばかりでなく忘れる事の重要性に気付かされました。 2023/08/05
浜簪
4
間を開けながら読んだので、内容があやふやですが、沢山憶えるより、必要なことを選別して、記憶し、体系化することが重要といった感じでしょうか。意味記憶より手続記憶というのは、すんなり入ってきました。ロジカルシンキングなどの本を書かれている赤羽雄二氏の方法論と共通する所が多く、思考の整理に長けている人には共通した部分があるのかもしれません。学術的な議論の場とは違うので、引っ掛かるべきではないのでしょうが、読みやすさを重視したためか、一般論を前提にしてる箇所もあり、そこは少し気になりました。2019/05/30
キキ
2
忘れる力も必要。記憶と経験はアイディアを生まない。2017/04/07
おおにし
2
記憶と幸福には重要な関係がある。幸福になるためには(1)抱えている問題を先延ばしにせずに最善の方法をとって解決し忘れること(2)フィードバック誤差学習で失敗の記憶と理想の姿を比較学習することで成功体験を積み達成感を得ること(3)最後に様々な記憶の意味がつながり、その全体像が自分にとって腑に落ちるシステムとなって目の前に現れ至福の境地に到達すること。という3つのフェーズで人は記憶から開放され幸福を得ると著者は述べている。加齢と平和ボケにより健忘症になっている私は果たして「至福の境地」に到達できるであろうか。2011/06/12
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