小学館文庫<br> つばさよつばさ

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小学館文庫
つばさよつばさ

  • 著者名:浅田次郎【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 小学館(2015/06発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094084375

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内容説明

「この数年間の平均をとれば、海外が1年に6回から7回で延べ日数が60日間、国内が約30回で、やはり60日間程度である。かくて私は1年の3分の1を、羈旅(きりょ)の空に過ごしていることになる」当代随一のベストセラー作家は厳しい締めきりの間隙を縫って砂漠の極上ホテルへ、緑したたる亜細亜の街へ、非日常の体験を追い求めて旅の空に……。エジプト人が連呼するヤマモトヤーマとは?(「ピラミッドの思いこみ」)、貸切同然だったスパに突然金髪女性が!(「混浴の思想」)ほか「旅」を綴った珠玉のエッセイ40編。JAL機内誌『SKYWARD』の人気連載待望の電子化。

目次

旅先作家
成田まで
台北の街角で
東北の関羽
「磨刀雨」と「白毛風」
マイ・ファースト・フライト
「EVER VENDING STORY」
あぐら
水あたりと泥棒
混浴の思想〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

65
まさに出張中のJALの機内でサクッと読了。浅田氏の旅エッセイ。著者の作品と言えば小説ばかり読んでいるせいもあり、この作品読んで浅田氏ってこんなにお茶目な方だったのか!と失礼ながら思ってしまう(笑)そんなお茶目部分がストレートに文面に現れているし、かつ見識の深さも伺えて面白い!このような本を読むとこの出張の仕事を放り出して遊びに行きたくなる!続編も楽しみ★2016/10/14

財布にジャック

64
JALの機内誌に連載されていたエッセイ集。浅田さんのエッセイを初めて読みましたが、とてもユーモラスで楽しかったです。マンチュリアンリポートを読んだ後だったので、その取材で中国へ行った時のエッセイが読めて得した気分でした。又エジプトの土産物屋さんの日本人への呼込みが「ヤマモトヤーマ!」なのには私も実際エジプトに行って不思議に思っていたんですが、浅田さんも考えこんでました。そして、ヴェネチアのホテルのダニエリから見た景色がとっても好きと書かれていましたが、私が世界で一番憧れているホテルです!2010/10/29

tengen

56
JAL機内誌「SKYWARD」に連載中の旅エッセイ「つばさよつばさ」。 40篇収載。1年の3分の1を旅する浅田さんならではのエッセイ。国内外それぞれのエピソードが満載です。続編が楽しみです。2016/07/13

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

54
JALの機内誌に掲載されていた浅田次郎さんのエッセイをまとめた1冊。旅行作家に憧れて1年のうち3分の1は旅にでられている浅田さん。読んでいると、国内はもちろん外国でさえも近く感じられ、旅にでてみたくなる。「仕方がない。私は小説と結婚したのだから。」印象に残る浅田さんの言葉。2019/08/14

himawa

30
「アイムファイン」からさかのぼって。シリーズ1冊目とあって旅のお話満載で面白かった。「黄門伝説」は機内で笑うのこらえながら読んだ記憶が。日本人って?と考えさせられるお話が多く、「ありがとう」の言えない若者の後に「星を狩る少年」でなんだか涙が出た。最高級キャビアを食べれた猫たちは幸せだったろうね。ずっと連載続けて下さい。2014/12/14

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