ハーレクイン いわれなき罰

著者名：ミシェル・リード【著者名】/中村美穂【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596124241

内容説明

リコとの結婚式を六週間後に控えたある日、ナターシャは幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた。彼の浮気現場にでくわしたのだ。あろうことか、その相手は彼女の妹だった。パニックに陥って逃げだすナターシャを偶然その場に居合わせたリコの義理の兄、レオが追う。彼はギリシアの大富豪で、心ひそかに彼女に思いを寄せていた。レオは傷心の彼女を優しく慰めるが、本心は別のところにあった。六週間、ナターシャを拘束する必要がある……。■彼は救世主なのか、それとも悪魔か――情熱的な作風で人気のミシェル・リードが愛と憎しみに彩られた日々を描く新作です！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

まああ。ヒロインの周囲にまともな人間はいないのかと唖然。誰かに愛され必要とされたい彼女を利用する人ばかりで。唯一ヒーローがメロメロなのは良いけど、彼女の婚約者である義理の弟に嫉妬するあまり言動がおかしいし。好きなのにヒロインを素直に口説けないどころか、事実確認も怠って脅迫、拉致、軟禁…、れっきとした犯罪じゃないですか。でも一気に読んでしまったわ。感情的に巻き込まれて疲れると言いながら、好きな作家さん。ところでヒーロー義理の弟はお金も手に入らずいい気味だけどヒロイン妹には何の罰もないの？納得いかないわ〜。

2018/09/28

[mum0031]

歌手のマネージャーのナターシャと、実業家のレオ。 ナターシャの婚約者リコと、妹のシンデイの情事を目撃したナターシャが､リコの義兄のレオと結婚。互いに腹の内を明かさず、欲望は隠さない二人。

2019/06/09

[akiyuki_1717]

ミッシェルさんお得意の義弟義妹の裏切り行為から始まります。ヒーローには終始イライラしますが、ヒロインにメロメロなので何とか繕ってる感じです。これだけのページを喧嘩やけなし合いで埋め尽くすのはやめてほしい。そして毎回裏切った義弟を無罪放免で野放しにするパターンも嫌だ。ただ、エピソード的には面白いので、一気に読むことは出来た。

2015/04/20

[やまと]

ヒーローは初めからヒロインにメロメロ。。。ヒロインが好き過ぎて大暴走？傲慢だけど憎めないかも。。ヒロイン妹の謝罪も反省もないのは、頭にきた。

2015/05/24

[MOMO]

なんか、いらいらしながら一気に読んじまったわ・・・面白かったのかどうかもわかんないくらい・・・なんで、あの弟と妹が、お咎めなしなのよ！！おまけにヒロインのナターシャちゃん、かけらも記憶力がないのか、＜何で私がこんな目に・・＞って何回思えば気が済むの！！あんた警察にいきたくないからってぇ、レオ君の条件のんだんでしょ？！何たわけたことばっかほざいてんのよ！！レオ君、ナターシャちゃんが気になるんなら、もっと素直になんなさい！！アーーーうとおしい！！

2009/12/14