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内容説明
明日の日本文化を担う「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議」メンバーによる「エンジン01選書」シリーズ
3人の論客が斬る! オバマ大統領就任後の“世界”。
アメリカ大統領に就任したオバマは、ムッソリーニに似てる?
戦争はアメリカ最大の公共事業? この後、世界は一体どうなる?
ジャーナリストの田原総一朗、元外務省主任分析官の佐藤優、首都大学東京教授の宮台真司という気鋭の3人が、
オバマ大統領就任後の世界情勢を徹底討論!
【著者】
田原総一郎(ジャーナリスト)
佐藤優(作家)
宮台真司(首都大学東京教授)
【CONTENTS】
●第一章 オバマとファシズム
●第二章 金融大恐慌と新自由主義
●第三章 オバマ大統領の就任後の“世界”
目次
第1章 オバマとファシズム
第2章 金融大恐慌と新自由主義
第3章 オバマ大統領就任後の“世界”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおかみ
4
2008年11月の「オープンカレッジin名古屋」における鼎談をまとめた本で、田原総一朗が疑問を投げかけ、佐藤優と宮台真司が詳細な解説をするという基本構図。先の米大統領選を軸に、日本の行く末を占う。何かと誤解を指摘される田原は、読者目線としての役割を果たしていると言えようか。様々な学者や思想家の名前がスラスラ出てくる宮台の説明は分かりやすいし、宗教に造詣が深い佐藤の話は説得力がある。基本的な知識ばかりではあるが、コンパクトにまとまっており読みやすい。政権交代が行われた今、再度議論してほしいと切に願う。2010/01/09
さるぼぼキング
3
目指すべきは小さな政府、相互扶助のある大きな社会。 国家を強くするファシズムではなく、社会を強くするファシズムを目指すべき。 グローバル化は不可避、グローバル化の中でも崩壊しない社会をつくる、そのために倫理的な行動をとる、 倫理を押し付けるのではなく、倫理的に振る舞うことが利益につながるんだというインセンティブが組み込まれた社会を設計するべき。2013/02/21
mt_punt
2
ファシズムとかいうとびっくりするけど宮台真司を読んでいると戦略的とはどういうことかがとてもよく分かってくる。佐藤優が判断の基準として国益と言ってることとつながるのだろう。2010/04/10
遠山太郎
1
オバマのファシズムは失政の緩衝材。ソドムとゴモラーオアシスと農業。グローバル化に掉さしつつ社会を保全するしかない。資本論ー恐慌・反共理論の失効。ムッソリーニもニューディーラーも性悪説ゆえに。ヨーロッパ特殊近代ではなく普遍個別近代ー90年代から。アジア主義も本来はそうだった、今の倫理の教科書にはない。日本の右は・・。全体主義的リベラル良き結果へ命がけで操縦。日本の左は・・。ニューリベラルの介入と第三の道から。コミュニタリアンサンデルの郊外批判の時期に、対日要求大店舗法。対米追従と国土保全が両立しなくなった。2011/07/13
tk
1
これいいわー。2011/02/16