低炭素革命と地球の未来 環境、資源、そして格差の問題に立ち向かう哲学と行動

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低炭素革命と地球の未来 環境、資源、そして格差の問題に立ち向かう哲学と行動

  • ISBN:9784780801347

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内容説明

環境、資源、格差問題の危機を、我々はどう乗り越えるべきか。

『「炭素会計」入門』(洋泉社)で炭酸ガス重量絶対主義を提言した橋爪大三郎と、『人間の未来』(筑摩書房)で資本主義経済の行く末を説いた竹田青嗣による公開対談「炭素革命と世界市民の正義」、「資本主義と世界市民の正義」を元に加筆修正。

21世紀の人類が直面する問題の本質を明らかにし、人びとが自由に生きるための新しい哲学、行動が語られる。

目次

第1部 「炭素会計」がなぜいま必要か(『「炭素会計」入門』の問題提起とは
竹田青嗣の「炭素会計」への共鳴
温暖化問題と資本主義
「炭素会計」は資本主義改革の契機となりうるか
会場から)
第2部 世界市民と主義のつくりかた(国家と資本主義批判への問題提起
グローバリズムと環境、経済格差問題
環境問題を哲学で考える
会場から)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なーちゃま

1
メルカリ発送前に再読。うーん、やっぱり微妙。橋爪&竹田のファンであれば夢のような対談集なのかもしれないが、やはり低炭素社会実現に向けて本腰入れて挑もうとする、問題解決の現場にいる人間から見ると生ぬるいとしかいえない。この本が出された時代を鑑みたとしてもやはりぬるい…。あまり学びにならなかったと言わざるを得ない。2022/02/04

otakichi

0
橋爪さんと哲学者の竹田青嗣さんとの対話。大きなところでは一致しているが、お互いの微妙な違いが出ている。温暖化のCO2犯人説は確証が無いかもしれないが、いまから取り組むことは将来に大きな禍根を残さないために必要なことのようだ。2009/12/27

なーちゃま

0
1周目。2009年出版のため、まだ京都議定書に希望があった時の対談であることがわかる。そのせいか、少し議論が単純すぎる印象を受けた。「こうしていくべき」という主張はたくさん出るのだが、具体的な施策が出てこない。「大きな物語」を描かんとする橋爪と竹田のグランドデザインは良いのだが、実行に移せないから皆苦しんでいる。そこをどう埋めていくか。 また、橋爪の『炭素会計』という本を読んでいないと前提が共有できない記述が多かったのが残念。こちらを読んでから再読しようと思う。2021/07/27

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