内容説明
ノーベル賞の受賞者の四人に一人はユダヤ人だといいます。全世界の約0.2パーセントにすぎない少数民族でありながら、なぜ、ユダヤ人はこれほどまでに優秀なのでしょう。実際にイスラエルでユダヤ人とともに生活した著者が、ユダヤの知的生活の謎にせまるのが本書です! 自分たちの歴史を常に大事にするといった文化的背景から、音読するときは体を揺らして……といった、面白いテクニックもでてきます。知的アウトプットを高めるヒントがきっと掴めます!
目次
プロローグ 優秀なユダヤ人―あらゆる知的領域で活躍する民族
第1章 ユダヤ人の勉強法―知力にすぐれた人材が生まれる理由
第2章 トーラーを学ぶ―神の書が知力の基礎となっている
第3章 音読して暗記する―トーラーを繰り返し読んで覚える
第4章 安息日に学ぶ―週一回の安息日は貴重な学びの日
第5章 母国語を大切にする―母国語として復活したヘブライ語
第6章 祭りで歴史を知る―民族の伝統を守り、祭りを祝う
第7章 戦争でも学び続ける―仲間と助け合い、ともに勉強する
第8章 史跡で歴史を学ぶ―建国の祖の精神を受け継ぐ
第9章 ディベートを行なう―疑問をもち、互いに意見を交わす
エピローグ ユダヤ人の生き方―イスラエル建国の父に学ぶ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうきち
1
久しぶりに再読。 音読したくなった。2017/10/30
thinkeroid
1
(湾岸戦争前後の)「イスラエル国防軍のラジオだが、一時期そこから毎朝六時に聞こえてくるメロディーがあった。それはなんと日本の童謡『赤とんぼ』の曲」どういうことだ……?2016/01/15
こうきち
0
即再読2017/11/02
こうきち
0
ユダヤ人の、文化と勉強法の本2014/12/09
hiroaki.o
0
名だたる業績をあげているユダヤ人はなぜ優秀なのか?その勉強法は読み書きを徹底的にする・読書する・音読をひたすらして暗記する体をゆらしてながら考える勉強法らしくそれと特に気に入ったのは子供たちがトーラーについて「質問をする」場面があるけどすごく良い事だと思った。疑問や問いを持つことが頭をよくする勉強法だといえそうだね。