角川oneテーマ21<br> 反骨心

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角川oneテーマ21
反骨心

  • 著者名:清原和博
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047102071

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内容説明

戦うとは何なのか。逆境を乗り越え試練と立ち向かう。そこにはいつも挫折の壁がある。すべては反骨心で夢をつかむ。「無冠の帝王」の著者の人間哲学である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

35
2009年刊。類いまれな才能で80年代から00年代までプロ野球で活躍した清原和博の自叙伝。ライバルであり親友の桑田真澄への複雑な思い、憧れて移籍したものの腫れ物扱いされ捨てられた巨人への愛憎が中心。怪我は借金と同じで一気には治せないが巨人では外からの要求に負けて完治させる余裕がなかった話などは、読んで身につまされるところがありました。 2016年に清原は薬物使用で逮捕、現役終盤から覚醒剤を服用していたことが明らかになります。薬物もピアスや番長キャラも、本人の繊細さを覆い隠そうとしたものだったのでしょうか。2019/07/14

再び読書

11
リアルタイムで彼の活躍(苦悩)を見てきた1ファンとして、色々な思いが詰まった一冊です。あれだけ世間の注目を集め、野球に人生を捧げた男の生き様を垣間見た。高校時代のKKはスパースターだった。それだけに浮かれない様に生きるのは部外者が想像出来ないだろうと思われる。巨人に対する執着、日本シリーズで巨人に勝つ際に流した涙は、心を打たざるを得ない。故に巨人から遠ざかった自分がいる。今なら巨人に対する思いも冷静に受け止めれただろうが、憧れの巨人には幻想を抱いているのもうなずける。それだけに今は巨人が憎い。2011/09/26

くりのすけ

9
清原に憧れた世代として興味があった一冊。色々な思いが詰まった一冊だった。あれだけ世間の注目を集めたスターもいないであろう。とりわけ高校時代はスパースターだった。巨人に対する思いと日本シリーズでの巨人戦での涙の真相など興味深かった。2014/04/02

Sumiyuki

8
わがままだと、誤解されやすいが、チームのためにプレーしていた。悔しさを忘れないためにピアスをつけた。刺青も悔しさを忘れないために入れたのだろう。監督姿をみたい。男気溢れる清原が大好きだ。@たしかにきちんと節制していれば、王さんの八六八本は無理だったにしても、七〇〇本はホームランを打てたのではないかと思う。だが、三〇代以降大きな挫折を味わったことで、僕は人生において大切なことをたくさん学んだし、もがき苦しむ過程でさまざまなものを得た。2016/02/07

太田青磁

6
戦力外を通告してきたのは、巨人軍から話を預かったと語る人間だった・左中間もしくはバックスクリーンに叩き込むことに僕は生き甲斐を感じていた・相手のウイニングショット、つまり決め球を叩く、それがチームの中心バッターの役割であり、四番の仕事だと考えていた・「第一回選択希望選手読売桑田真澄17歳投手PL学園高校」それまで僕が経験したなかで、最大の挫折だった・それまで盛大だったジャイアンツの応援席が突然やんだ。笛や太鼓も聞こえない。応援ボイコット。異様な静寂がナゴヤドームに流れ、僕は冷ややかな視線にさらされた2020/08/10

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