ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークする

著者名：ヨシナガ【編】

講談社（2014/01発売）

• ISBN：9784063647822

内容説明

作家、ミュージシャン、etc……。「夢ではあるけどまともに食えない仕事」だって、会社勤めしながらの“ハイブリッドワーク”としてなら出来る！　不況のあおりを受け、日本を代表する大企業までもが続々と兼業容認に舵を切っている今こそがチャンス。一度はあきらめていた夢に再チャレンジする貴方に参考になることばかり。ハイブリッドワークで自分らしく生きることに目覚めよう！　これが新しい日本のワークスタイルだ！！

目次

田中圭一―「サラリーマン」兼「マンガ家」
津村記久子―「会社員」兼「小説家」
ｓａｃｈｉ―「ＯＬ」兼「ヴォーカリスト」
太田靖彦―「芸能マネージャー」兼「農業家」
うーら―「ＯＬ」兼「料理研究家」
ＲＹＯ―「ミュージシャン」兼「薬剤師」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[たいそ]

「お金を稼ぐためだけの副業ではなく、夢を追うためにも副業をやっている」方々へのインタビュー。「本業と副業が似た業種だともたない」「副業しながら家庭を持つのは難しい」「自分は何が欲しいか、何をやりたいか」「やめないこと、続けること、やってみることが大事」といったことがわかった。また、時間の使い方が参考になった。誰にでもチャンスはあるのだろうが、誰にでもできることではないと思う。 「やらないと絶対後悔するけど、好きじゃないとできない。」

2016/03/14

[織川 希]

★★☆☆☆ 正直、参考にならない本でした。本書は会社員として働きながら、本当にやりたいことを副業として持つスタイルの働き方について紹介している本です。ただ、全てが対談形式で、知識や知恵を体系的に学べるものではなかったし、その人にしか当てはまらない話ばかりで、自分に取り入れようがないことが多かったです。例えば、「本当に好きなら睡眠時間を削って頑張れるはず」というような記載がありますが、それは多くの女性にとっては難しい。女性の場合、生理が止まったりしますから。期待して読んだだけに、残念な印象の本でした。

2021/03/04

[トダ―・オートマタ]

会社などで仕事をしながら、漫画家とかクリエイティブな仕事をする ということを本書でハイブリッドワーカーでの成功者を例に出しながら 書いている本。個人的に本書のような方法は賛成する。 ただ、会社によっては不況とかによって労働環境が悪くなるということも ありうるので勤めているところによっては本書のような生活が難しくなる 可能性もあるのでワークライフバランスが日本では状況で左右されると思う

2011/11/20

[Tatsuya]

会社勤めをしながら副業としてクリエイティブな仕事をされている「ハイブリッドワーカー」な人たちのインタビュー集。僕自身は会社員ではなく自営業なんだけど、本業とは別にやりたいけどやれてないことが沢山あって悶々としているので凄く良い刺激になった。せっかく比較的自分の都合の良いように時間を使える立場にあるんだから、思ってるだけじゃなくてもっとなんでもやってみないとダメだな、と痛感。

2010/08/17

[すったもんだ]

読み物として面白かったです。ただどの方もクリエイティブワークに最初からつきたかったわけではなく、偶然それをするようになってしまったという方で、逆に最初から夢見てるような人はやはり難しいんだろうなと感じられてしまいました。肩のちからが抜けるからちょうどいいんでしょうね。全員現実的で。皆さん睡眠時間削りすぎなのが気になる…。全く違うことやっている人が多いのかなと思いきやそうでもない。

2024/11/26