集英社スーパーダッシュ文庫<br> 戦う司書と絶望の魔王 BOOK9

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集英社スーパーダッシュ文庫
戦う司書と絶望の魔王 BOOK9

  • 著者名:山形石雄【著】
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • 集英社(2016/02発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086304948

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内容説明

ついに動き出した「天国」。それは『本食い』の能力の究極の進化形であり、もう一つの世界を体内に持つルルタの「仮想臓腑(ぞうふ)」のことだった。バントーラ図書館の武装司書たちは完全無力化し、世界の終焉(しゅうえん)に向かうカウントダウンが始まった! そして、かつては世界の救世主だったルルタが果てしない絶望に至った過去と、その鍵を握るひとりの女性の存在が明らかになる!! 武装司書たちに、ルルタを止める術(すべ)は残っているのか? 希望も絶望もつないでいく、『本』をめぐるファンタジー、新人賞大賞受賞シリーズ第9作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

37
人類の英雄が人類の敵に変わるまでの経緯を描いた過去編。世界に絶望し滅ぼそうとするニーニウとそんな彼女を救うために2000年もの間、絶望と戦い続けてきたルルタの物語は壮絶でツラいものがありました。ルルタが全ての原因だと思っていたけど、これを読むと世界を滅ぼすのも仕方が無いと思えてきますね。世界を救い、そして今現在世界を滅ぼそうとするルルタの前に現れたコリオ、死んだ事で本当の魔法権利を発動させる事が出来たハミュッツ。この愛の物語が行き着く先は何なのか。次巻が最高に楽しみです。2015/04/14

チェシャ猫

20
ほぼ館長のルルタのお話。なぜ人類の英雄が人類の敵になったのか。救いたい人が自分を恨みながら死んで敵なる。それでも救いたいというのを2000年やっていたそうです。そりゃ 諦めたくなるは・・・・。そして 紫の咎人のお話も。こちらはあまり感情移入できず。最後にハミュッツ・メセタとコリオ・トニスがどう動くかが楽しみです。2014/05/09

宇宙猫

16
★ 外伝で良いんじゃないか。先がどうなるか気になるところに、ちょっとしか登場してないルルタや神溺教団のメンバーの話を長々とされてものれない。2017/03/09

ぺぱごじら

15
ここへ来て焦らすように『では何故ルルタは世界を滅ぼそうとするのか』と過去編を始める(笑)。だけどこれがなければ物語は単に『武装司書かっけー』で終わってしまうので、語らないわけにはいかない。普通ならじゃあ手短に…と言いたくなる所だけど、この過去編が面白かった!さらにあとがきに書かれた『物語の骨子』に『あ、そーだったのか』と妙に納得してしまった。しかしハミュッツより性格の悪い『菫』に口あんぐり(笑)。2015-2142015/12/28

naminnie

11
とにかくどうなるか気になるけれどひとまず過去のお話。ふむふむ、なるほど。こういうことだとは思ったけど…にしても、世界が広いなぁ〜。一体何万年ぐらいのスパンで見たらいいものか…。さぁ、過去は分かった!果たしてどんな風に話をまとめるのか興味津々!!2011/10/30

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