出版社内容情報
今こそ知りたい食べたいウクライナの料理
世界有数の穀倉地帯で、“世界のパンかご”とも呼ばれてきたウクライナには、四季折々の豊かな食材や人々の暮らしのなかで培われてきた食品加工や保存の技術、そして、多彩な食文化があります。
日本ではロシア料理に分類されがちなボルシチが、実はウクライナ発祥だったりと、東スラブの伝統の源とも言える存在。そんなウクライナ料理を重要な文化財として発信するプロジェクトのもと制作されたのが本書です。
「甘味」「酸味」「塩味と塩漬け」など味覚の特色から、「乳製品」「サーロ」などウクライナ料理に欠かせない食材のこと、おもてなしや祝祭日の食の伝統・慣習までを専門家が詳しく解説。レシピはボルシチ,ワレヌィキ(ウクライナ風餃子)、ホルプツィ(ロールキャベツ)、キーウケーキなど、ウクライナの食卓に欠かせないメニュー80点を収録。すべてウクライナ国内の有名シェフたちが伝統的な料理をもとに、本書のために考案したものです。
食は言語であり、土地の歴史や人々の暮らしを映し出す文化。眺めて、読んで、作って食べて。ウクライナ料理の世界を堪能できる一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
ウクライナ料理を文化として多面的に掘り下げた、“ウクライナ料理大全”と言っても過言ではない料理書です。レシピで使用する食材には日本では入手困難なものもありますが、ウクライナの味をそのままお伝えするため変更はせず、日本で暮らすウクライナの方々のアドバイスのもと代用可能な食材を提案しています。おいしい料理を通じてウクライナ文化を知り、親しめる一冊です。
内容説明
ウクライナ各地の一流シェフ6名が伝統をベースによりおいしく、作りやすく改良したレシピに加え、味覚の特色、不可欠な食材、伝統的な食品加工法、地域の特産品、食の伝統・慣習など、専門家による食文化解説も充実!
目次
1 ウクライナ料理の歴史から
2 ウクライナのおもてなしの伝統
3 季節の料理
4 甘いお菓子
5 お祝いの日の料理
6 ウクライナ式料理外交
著者等紹介
田中裕子[タナカユウコ]
フランス語翻訳家。おもな訳書に『グランミシュラン~ミシュラン調査員のことば』(アンドエト)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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