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内容説明
近年、格差論は経済論壇の1つのテーマとして定着している感がある。本書は、格差とは何か、格差を是正するための再分配政策はなぜ必要なのか、といった基本的な問題から説き起こして、海外の再分配政策も概観し、日本の再分配政策の現状と課題を論じる。現実の再分配政策の問題は、「真に与えられるべき弱者に与えられていない」ということにある。その解決のために必要な改革案も提示する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハックルベリー
2
再配分政策のメリット、デメリットを整理し、公平性、効率性の両面から今後の再分配政策の在り方を論じた本書。極端過ぎるかなと思う部分もありますが概ね同意。総論賛成、各論微妙です。世代間の再配分で裕福な高齢者への再配分を疑問視している点、民間との役割分担の再検討の必要性を訴えている点には納得。高齢者を十把一絡げに捉えるべきではない。2010/08/12
roxy001960
2
タイトルに期待したけど、ちょっとずれてました。理論やり総論はいいから、もう少しディテールなぎ論をつめてほしかったです。2009/09/30
牧神の午後
1
なんというか議論が粗すぎる。あるところでは資産を多く持っている人は倹約していることを根拠にしておきながら、別の箇所では彼らの消費を当てに出来ることを根拠にしたり、冒頭では国際格差が大きな問題であると、多いに問題提起しておきながら、それに対する解決策は一切提示されていなかったり。著者名を隠せば、「酔っ払い?」と訊きたくなる人も多いのではないかと思う。2012/09/14
hayao_s
1
これはひどい。井堀さんボケたんじゃなかろうか。2010/06/25
worm
0
税制を考え上で外せない視座。2013/08/05