ハーレクイン 罪を忘れた恋人 華麗なるシーク ＩＩＩ

著者名：サンドラ・マートン【著者名】/漆原麗【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596124043

内容説明

金融関係の会議に出席するために赴いたバリ島で、グレイスは上司にくどかれ、襲われかけた。絶体絶命のピンチを救ってくれたのが、元恋人のサリムだった。なぜ彼がここにいるの？わたしたちの関係は終わったはずなのに。「やっと見つけたよ。君をニューヨークに連れ帰る」冷酷な表情から、彼がよりを戻そうとしているとは思えない。でも、サリムの狙いがなんであれ、上司と島に残るよりはましだ。グレイスは迷いを振り切って彼の専用機に乗り込んだ。◆アラブのシークたちが繰り広げる三部作もいよいよ最終話。Ｓ・マートンが描くそれぞれの愛のかたちをご堪能ください。◆

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

夢中になっていた恋人が実は大金を窃盗した罪人？激怒した皇太子の追跡やいかに…というHQにしかありえない設定です。SFだと思って読むと結構おもしろい。

2014/09/04

[くろうさぎ]

ハーレクインの事件の捜査って・・・・。まぁ、ヒーローは途中で自分で気づいてたみたいだから、、いい方かなぁ・・・・。しかし、上司に恵まれないヒロインだねぇ・・・。

2012/10/30

[こえん]

財務に関する職にあるヒロインと、投資会社を率いるシークのヒーロー。恋人だったヒロインが姿を消すと同時に、大金が横領されたため彼女が容疑者ということに…という展開。ただ、あんなザルな捜査はありえない…財務関係の人間全員が細かく調べられるって。まぁ、要するに話のキモはそこではなく、ましてや墜落事故や記憶喪失でもないってことね。ヒーローのおバカな思考が楽しかった。

2010/02/05

[みろん]

横領の容疑がかかった元恋人と、砂漠の国の皇太子（シーク）とのロマンス。寝ても冷めても考えることはヒロインのことばかりなヒーローが笑える。久しぶりにサンドラ・マートンらしいお話に出会えた感じ…。シリアスなんだけど小馬鹿らしいお話。

2009/08/28

[MOMO]

ある人物の策にはまったあげくの勘違いによる追っかけっこに、飛行機事故、漂流生活に、記憶喪失までてんこもり！な、お話で、前ヒーローたちも余計なお節介をやこうと出てきます。それにしても、真実に気づいたサリム君のうろたえぶりは滑稽です・・・ってか、そんな策にはまんなよ！小学生絵も気付くだろ！！　なお、このお話、実は正体不明の人物が本に一行だけ出てきます・・・P１１１ページのハリス君。彼はいったい何者！？（いえ、単なる誤植なんですけどね・・・）

2009/08/18