内容説明
爆笑! すぐに使えるすべらないプチ落語の笑百科。この1冊があれば、いつでもどこでも、即席の寄席のできあがり。落語には、右を向いて左を見たらもう終わっているというような、線香が一分燃えるくらいの時間で終わる一分線香と呼ばれる小ばなしがあります。この本は、そんな、長くても2分足らず、短いものなら10秒くらいで終わる、笑える小ばなしを、たっぷり108話紹介しています。ネタは、落語のもとになっている日本の江戸時代の小ばなしや民話だけでなく、中国、アメリカ、フランスなどの海外の小ばなしのなかで、お子さんにも理解して笑ってもらえるものを選んでみました。読み聞かせだけでなく、大人相手にも使えるし、子どもが自分で演じることもできます。なかにはちょっと難しいのも交じっているかもしれませんが、お子さんと、ともに読み、ともにしゃべり、ともに笑ってください。
目次
雨がさ
雨もり
あわて丁稚
いい夢
井戸のいも
いったいどんな
うおつり禁止
うおつり教室
うそつきの名人
牛とニワトリ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡部敬史/おかべたかし
23
1Pとか2Pの小話がたくさん収録されている本。十中八九「くだらねー」なのですが、たまに「プッ!」と笑う話がある。小学3年の息子と「どっちが面白い話を読むかバトル」をやったらすごく盛り上がったw 2015/10/25
a43
8
とりあえず一人で読んだ。子どもがどれくらい笑うか知りたい。ちょっと難しいような。友だちの子どもと読んでみたいな。大人は元ネタはあの落語だね、と思いながら読むのが楽しいだろう。2015/02/22
pocco@灯れ松明の火
4
子どもウケするには、子どもの理解力次第?2016/09/05
nutts
4
寝る前に。題材は落語を原題にしているものだけではなく、落語風味といった小話も。子供達は一話ごとに寸評を話したがって、全然寝ない。物語の“質”に関しては、子供の眼は素直で妥協が無く、厳しいいなぁ、とつくづく思う。2010/10/14
雨巫女
1
落語の話は、大好きなので面白かった。2009/08/28