内容説明
インテリアデザイナーのキーラはインドを訪れ、友人の結婚式に列席した。式が滞りなく終わり、中庭で催される披露宴が始まる前のことだった。「失礼」と声をかけられ、庭に出る道をふさいでいたのに気がついた。建物と庭園の織りなす神秘的な光景に、呆然と立ち尽くしていたせいだ。振り向くと、長身の男性が立っていた。これほどセクシーで、しかも危険な雰囲気を持つ男性は初めてだった。言葉を交わすうち、抗いがたい力で彼に引きつけられていくのを感じ、気がつくと彼の腕のなかにいて、キスを交わしていた。なんということをしてしまったの。彼と二度と会わずにすみますように。しかしキーラの願いは叶わず……。◆30周年の記念の年、おかげさまでハーレクイン・ロマンスは2400号を迎えることができました。これまでのご愛読に感謝を込めて、ペニー・ジョーダンの意欲作をお届けいたします。◆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
記念本にしてはお粗末なストーリーでがっかり。ペニーさんにありがちな極端な性格の二人。ヒロインは母の行いが直接身に起こった災難で意固地になるのは分かるけれど、ヒーローは母が夫に浮気され、自分は父と喧嘩をして出ていき、母の最後を見守った訳でもないのに、金髪の美人は娼婦と決めつけるだけでなく、自分から手を出しておいて罠に嵌められたように罵詈雑言を何度も投げつける大馬鹿者。こんなヒーローを好きってヒロインも初めての相手に勘違いを起こす典型。関係の対価に大金を振り込まれて尚、あっさりとヒーローを許すヒロインも大馬鹿2023/02/23
みろん
1
インドにやって来たインテリアデザイナーと、インド・マハラジャ(大王)の弟とのロマンス。古代インドの愛の性典「カーマスートラ」をネタに取り入れるためにこの話を執筆したのかと思える内容。2009/08/26
くまた
0
以前読んだことあるのを思い出した途端、読む気が失せてしまった。内容は殆ど覚えていないけど読もうとする度に嫌な気分になるので好きじゃなかったんだろう。と言う事で封印。2015/07/05
ちゃろ
0
⭐⭐2400号記念だったけど、ヒーローの独白みたいの個所が多くて読みづらかった。斜め読みのところ多数。ヒーローの女性蔑視発言も好きになれず。2013/08/17
Mari
0
★★★★2010/01/11
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