傷はぜったい消毒するな - 生態系としての皮膚の科学

個数:1
紙書籍版価格
¥924
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

傷はぜったい消毒するな - 生態系としての皮膚の科学

  • 著者名:夏井睦
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 光文社(2011/10発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334035136

ファイル: /

内容説明

ケガをしたら消毒して乾かす、が世間の常識。しかし実は消毒は「傷口に熱湯をかけるような行為」であり、傷は消毒せず乾燥させなければ、痛まず早くきれいに治るのである。今注目の「湿潤治療」を確立した医師が、理論や治療法を解説。なぜ大病院では痛みと後遺症を強いる旧来の治療が行われるのかを検証。さらに生物進化の過程を辿りつつ見直した、皮膚という臓器の持つ驚くべき能力について、意欲的な仮説を展開しながら解説する【光文社新書】

目次

第1章 なぜ「消毒せず、乾かさない」と傷が治るのか<br/>第2章 傷の正しい治し方<br/>第3章 ケガをしたら何科に行く?<br/>第4章 私が湿潤治療をするようになったわけ―偶然の産物<br/>第5章 消毒薬とは何か<br/>第6章 人はなぜ傷を消毒し、乾かすようになったのか<br/>第7章 「化膿する」とはどういうことか<br/>第8章 病院でのケガの治療―ちょっと怖い話<br/>第9章 医学はパラダイムの集合体だ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

335
本書では傷を消毒するのは良くないとのことだったが、確かにそうだなと思った。後半ではいろんな例を元に頑迷な学会を揶揄していたが、その辺を読むよりは次怪我した時には本書の治療法に従って治したい。2017/08/15

文章で飯を食う

35
「穀物食が人類を滅ぼす」を読んで、慌てて本書を買いに行った。医学が、まだまだ科学たり得ないことにびっくり。パラダイムの変換は、専門家ほど難しいことが納得できた。2014/01/01

Take@磨穿鉄靴

30
「炭水化物が人類を滅ぼす」の夏井氏の本業寄りの本。傷や消毒の内容より夏井氏のいろんな考察を求めての読書だったのでとても楽しめた。傷よりパラダイムについての論で夏井氏はよりイキイキしていた感あり。氏の語る話をもっと読みたい。引き出しも多いしフィクション書いたら爆発するんじゃないかな。★★★☆☆2025/03/06

Kentaro

27
皮膚の細胞は乾燥状態に置くとすぐに死滅する。真皮や肉芽は本来は非常に血流に富んだ丈夫な組織なのだが、乾燥させるとやはりあっけなく死んでしまう。神経細胞だろうが腸管上皮細胞だろうが、乾燥状態で死滅しない人体細胞はない。そして死んだ人間が生き返ることがないように、一旦死んだ細胞も組織も蘇ることはなく死骸になる。それがカサブタだ。従来は、カサブタができると治る、と誤解されていた。だから、早くカサブタができるようにとせっせと乾かしてきたわけだが、傷が治らないように、細胞が早く死ぬようにと一生懸命乾かしていたのだ。2019/04/20

hanagon44

27
門外漢にも何となく理解できるような気にさせる文章,またテーマ一辺倒ではなく飽きさせない,またご自身の理論展開の周辺部分を理解しやすくするための寄り道的な内容も適度に織り交ぜてあり,とても面白く,読んで満足感のある本でした。「ある時代や分野において支配的規範となる【物の見方や捉え方】のこと」と定義されているパラダイムが大きく変わるとき,つまりパラダイムシフトが起こっているとき,抵抗勢力になるか新興勢力になるか,物事の本質を見抜く目を,知恵を,勘を持てるようになりたいと思いました。2015/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/197199
  • ご注意事項

最近チェックした商品