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内容説明
巨人がV9を達成できたのは、王貞治・長嶋茂雄のON砲が打ったからだ、との意見は根強い。
しかし、二〇〇八年の横浜ベイスターズは、本塁打王と首位打者を輩出してもリーグ最下位を余儀なくされた。
ふたりの最強打者が同一チームにそろうだけでは勝てないのだ。
であるなら、相手よりひとつでも多く白星を重ねて、リーグ最高勝率を収めるためには、ONが長打を放つにも打ち方があったはずであり、ONの活躍以外にも何か必勝法があったはずである。
それはどんなものだったのか?
V9固有のものなのか、それとも野球普遍の法則なのか?
「奇跡」とまだ呼ばれたV9巨人の全スコアを現代の視点から詳細分析。
川上監督が目指した“野球”の実像に迫る。
目次
はじめに 9年間の全スコアを史上初分析
プロ野球の近代化を図った「川上巨人軍」
川上野球の真髄はどこにあるか?
数字で見る常勝球団
勝利の普遍法則は「初回リード」
1番打者、柴田勲と高田繁
「粘る2番」―土井正三が起用された理由
王貞治と長嶋茂雄
ON砲よりNO砲のほうが勝率は高い
ONのホームランは勝利に貢献したか?〔ほか〕



