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内容説明
K-1生みの親・石井館長が獄中で初めて明かした、懐かしくも恥ずかしい波乱の半生! 裸一貫からスタートした少年は、いかにして格闘技界の風雲児にのし上がったのか? 牛殺しに挑んだ17歳の夏、“ケンカ十段”芦原師範との出会いと別れ、百戦錬磨のツワモノたちが顔を揃えた第1回「K-1グランプリ」涙のウラ話…。さらに、ボクシング界の帝王=ドン・キング口説きの秘策<賞味期限切れ作戦>って? 己の道を貫く“しぶとい男”石井館長、抱腹絶倒の奮闘記!
目次
牛殺しに挑んだ十七の夏
「ケンカ十段」芦原英幸師範との出会い
ホメ殺しと公文式による生徒倍増法
極道マンション
大山館長VSケンカ十段
極真会館大分裂
「K‐1」を誕生させるまで
帝王ドン・キングとの対決
鉄人アンディ・フグ
私のトレーニング法
「無欲の大我」「我欲の小我」
工夫して過ごした刑務所生活
受刑者の愉しみ
塀の中で考えたことあれこれ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅうと
5
再読。空手業界の裏側が面白かった。こういう世界があるんだなと。2021/02/25
かるまじろ
2
正道会館の元館長(現:宗師)にしてK-1という格闘技コンテンツの創始者 2003年の脱税および証拠隠滅教唆により表舞台から姿を消してしまった彼が そのドラマチックな半生を語った自叙伝 一世を風靡した梶原一騎原作の劇画「空手バカ一代」の牛殺し伝説に憧れ 紆余曲折の上「豚殺し」に挑戦する爆笑エピソードや 「極真会館芦原道場大阪支部」設立の苦労話や恩師である 「ケンカ十段」芦原英幸との出会いと別れから自流派立ち上げと K-1という格闘技コンテンツの立ち上げ苦労段などを軽妙な語り口で振り返ります2010/01/10
Shiro
2
K1創始者の石井和義・正道会館館長の本を読みました。 脱税で懲役刑になったのは知ってたので怪しい人というイメージがありましたが、読んでみてかなり変わりました。 とにかく人に喜ばれるのが好きで、そのためなら一生懸命行動する人のように感じました。 文章もプロには到底及びませんが、読みやすい楽しい書き方でした。 豚を殺そうと挑戦する部分は、とても楽しかった。2011/10/03
トムトム
0
時代、バブルも関係していたと思うけれど、すごい人だ!四つ足動物の頑丈さは目からウロコです。やった人しか分からない事がたくさん書いてあります。2019/09/05