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内容説明
多くの書評で絶賛され、漫画の枠を越える読者を得たアロマ香る物語たち。漫画界の吟遊詩人が贈る、カップ一杯分の温もりにも似た、コーヒーを巡る連作集、涙の最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
72
パジャマに裸足、ロウソクを持って夜を歩く「夜寝ない子のともだちは 星とネコとお月様」。寂しさを包むように広がる山川さんの描く夜空の寛容さも印象的だった、珈琲で繋がる物語。当たり前ながら人に限らず動物にもいつも暮らしを助けてくれる物たちにも、この世に生まれて終わりの日を迎えるまでの物語があり、そこには優しさも哀しみも存在する。何気なく通り過ぎてしまう小さな瞬間に耳を澄ませば、在りえないと思う不思議さえまるで今までもそんな形をした世界だったかのように別の顔を見せてくれるのかもしれない。2021/11/18
kei-zu
27
ああ、読み終えてしまった。読書の間、コーヒーの香りをずっと嗅いでいたようでした。 一人で飲む、二人で飲む。家で飲む、喫茶店で飲む。コーヒーとともにある様々な景色。時に猫が、探偵が、漫画家が人生(猫生も?)を交差させる。 豊かな香りと柔らかな苦味を楽しんだ後で口に出るのは「コーヒーをもう一杯」2022/11/25
り こ む ん
16
最終巻。ぼくの買い物がいい!そうそう。こんな感じなのだ。私が買い物する時も、仕事している時も、こんな感じで、本が話しかけてきたり、パンが話しかけてきたり(笑)端からみたら、会話なんてできない静物なのだけどね。こんな世界なのだな。珈琲を絡めて、人生の一幕。よい漫画にであえたな。2013/11/01
春風のぼる
11
一話読み切りのスタイルの中にも印象深いキャラクターがいて、最終話近くはまたその人たちに会えるのです。いつまでも続いてほしかったですが、これぐらいがちょうどいいですね。2016/05/10
majiro
11
なんか、上手にまとまった気がした!?死神の話とか、実はかなり秀作な印象だった。そして、ボブ・ディランの表題作を、ライブアット武道館で聴いてみた。かなりシリアスな曲だったんだ〜。2016/03/31
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