内容説明
2004年。莫大な資金を背景にNY本社から「大空電機」の買収を命じられる鷲津。一方、企業再生家となった芝野は、社長の塚本から同社の再建を依頼される。かつての名門大空電機も今や赤字にまみれ、創業者である現会長の大木昇三郎は癌を患い瀕死の状態。筆頭株主となった鷲津は、赤字部門の切り離しを芝野らに迫る。だが、それは大空電機の下請け工場である由香の実家の工場の閉鎖も意味していた。かつて、自らの貸し渋りで死に追いやった由香の父親のことが忘れられない鷲津は、深い苦悩を抱えたまま株主総会に挑む。あくまで合理性を訴える鷲津に対し、病床の大木からのメッセージが届き、会社への切なる思いが伝えられる。情に訴えた形で戦いは芝野らが僅差で勝利。すぐにTOBの準備に取り掛かろうとする鷲津の前に、IT企業「ハイパークリエーション」の社長となった西野治が現れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロサ🌹ロサ
1
銃の暴発からEBOまで3年経過にまずびっくり。そりゃリハビリは半年や1年かかるだろうけど;買収も簡単には行かないんだろうけど。別荘・警察・病院が軽井沢というのもちょっと苦しくないですか。3年経ってたら治は裁判も服役も終わってから教会へ呼ばれたのかな。で、訂正を求めたい!銃は打つんじゃなく撃つのです。本は文字を読ませるんだから漢字の選択は重要だと思う。2010/02/10
猫草
0
失敗した〜〜(*_*)このハゲタカってテレビの脚本だった。がっかり〜〜(*_*)軽〜〜く内容は分かって、それなりに面白かったが、原作はもっと濃いに違いない。鷲津の足の理由が分かった。2017/09/10
ツキノ
0
大空電機の株主総会で大木会長の映像を流す、という設定はちょっと…あそこはやはり芝野が読むからいいのだと思う。全体としてはおもしろく読みました。2009/06/19
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