内容説明
“婚活”がブームになっている。そんな中、どうしたら相手とうまくいくかと悩んでいる若い女性は多い。本書は、男にも女にも媚びない発言で人気の女優・杉本彩が、その体験からあみだした20の恋愛哲学について綴った一冊。男に努力させる女になる・恋愛にテクニックは必要ない・いい女と都合のいい女は違う……コミュニケーションツールとしても読める渾身の書き下ろし。
目次
第1章 男を虜にする“いい女”とは(「愛される」より「愛する」ほうがいい 出会いで男を魅了するヒント ほか)
第2章 自分の魅力を高めるヒント(女の本質がわかる三つのアイテム 昼と夜の顔のメリハリをつける ほか)
第3章 いい男と愛を育む作法(男という生き物を知る いい男は見つけるのではなく育てるもの ほか)
第4章 性の喜びを見つける秘訣(「女であること」を心から楽しむ 心と体を解放させる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♡♡♡
26
杉本彩好きだー。文才あるねこの方。2015/05/17
frosty
13
面白かった…のかな。新しいことも学べたし、ちょっと途中で飽きちゃったけど……なんだろうなぁ、私としては、なるほど…でもワクワクしないな、という感じだった気がする2016/02/18
Sakie
4
私が著者を好きなのは、彼女の武器がストイックに磨いた人格の上に刷かれた官能美だから。その文章は恋愛や自分磨きについては、ごく常識的な内容と感じるが、色気とエロスについては凄みがあり、難易度は高い。女であることを楽しもうとしていない、という指摘はずばり胸を刺す。長く鍬を入れていなかった畑を耕す感触。年を経るごと忘れていた努力と、歳を重ねたからこそ得たものの双方を改めて意識する。自分の在庫調べをして整えたら、準備万端なのだ。私は恋をしたい!2013/04/06
Nora
3
そこらの恋愛指南書より筋が通っていて遠回しに能書き垂れずにはっきりとわかりやすく書いているので読んでいて小気味よい。とても賢い女性で憧れる。2017/02/28
かなもー
3
構成しつくされた美しい文章の羅列に、幻想的な小説を読んでいるかのようでした。人を見る目の基盤ができる20代後半からの成熟する過程にある女性を対象にしている印象。それなら内容を納得して読み込めると思う。上質なエロスの演出から、女としての前に人間として成熟してゆくことの大切さに気がつかされた。これはがっちりと参考にさせていただきます彩姐さん。「エロスとは、敏感な感受性に宿るものである」って言葉の作り方すごいな。2014/09/29