世界経済はこう変わる

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世界経済はこう変わる

  • 著者名:神谷秀樹/小幡績
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 光文社(2014/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334035051
  • NDC分類:332

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内容説明

猛スピードで進行する21世紀の世界恐慌。巨額の財政出動は正しいのか? 金融システムを再建することは可能か? 生き残るには何が必要か?――気鋭の論客二人による徹底対談。

目次

1 最悪のシナリオは実現するのか?(1930年代の世界恐慌よりもひどい状況 借金ができないから消費もできない ほか)
2 借金依存経済に終止符を(財政刺激策はやってはいけない ケインズは曲解されている ほか)
3 金融と経営の原点へ回帰せよ(失われたのはお金ではなくビジネスモデル 消えてしまった「バンカー」 ほか)
4 再生はどこからもたらされるか(日本は「デザイナー」不足 日本人の作る新しい組織の形 ほか)
5 生き残るための条件(日本人は世界標準で働けるか? 日本人はアメリカ人より10歳幼い ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
今や日本だけではなくて,世界的に経済は失速し続けている.各国の政府は巨額の財政支出をすることで影響を食い止めようとしている.しかし,それはただ目の前の出来事を止めようとしているだけで,理念が見えてこない.2010/07/25

Humbaba

2
従来成功してきたモデルが,今後とも成功するかどうかはまた別の問題である.時代が変化している以上,それに対応して社会も変化していくことが求められている.今まで見向きもされなかったものが,社会全体から憎悪の念を浴びるような変化も起こっている.2010/09/28

qwel21

2
「すべての経済はバブルに通じる」の続きとして読んだ。今は経済の構造がものすごい勢いで変わっている過渡期。来るべき次の社会構造の構築に向けて、一人ひとりが考え、行動すること。決して奇をてらうことなく、地に足が付いた対談です。2009/05/23

ずんず

1
対談形式でリーマンショック後の経済を語る本。リーマン前は「キャンサーキャピタリズム」として規模を大きくすることが正しいと考えられていたが、リーマン後にあるべきなのは、質にこだわった方がいいのではないかと言う内容が多い。今時点で見えてることを言うと、GAFAが台頭し、中国でのIT関連の躍進があり、本書の中で語られている世の中にはなっていないと思われる。 聡明なお二人でも予想することは難しいのだろう。2020/04/01

Humbaba

1
企業規模が大きくなれば、それだけ出来ることは多くなる。それにより小さな規模の頃には手がけられなかった様な問題にも、対応が可能になる。そのような問題があるのは事実だが、大きくなることがそのまま良い方向にばかり進むというわけでもない。本来は適切な規模になるように進んでいかなければいけないのだが、抑制するのは容易ではない。2017/09/20

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