地取り

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地取り

  • 著者名:飯田裕久【著】
  • 価格 ¥1,799(本体¥1,636)
  • 朝日新聞出版(2012/08発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022505910

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内容説明

下北沢の一戸建ての別々の部屋で血まみれの男女が倒れている、との一報を受けた警視庁捜査一課殺人犯捜査係第15係の釜本巡査部長が現場に到着すると、65歳の父と19歳の娘が刺殺されていた。凶器は刃の長い刺身包丁で被害者宅のものではない。犯人の動機は、怨恨か、窃盗か? 釜本はさっそく地取りを開始する。マスコミ各紙誌で絶賛された『警視庁捜査一課刑事』の著者の小説デビュー作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Syo

30
はい。 なかなか。 リアルさがあった。2021/07/31

ペトロトキシン

8
これといって名推理で事件が劇的に解決するということもなく、地味に、本当に地味に事件が解決していく。元捜査一課の刑事が作者だから、リアリティーがあって、実際の捜査もこんな感じで地味にコツコツと解決へと導いていくんだろうなと、妙に納得してしまった。最後に近藤が自慢気に喜んでおりますが、そもそも主人公の釜本が気付かなかったら、君は大ポカをするところだったのだぞ!憤慨しても、多分近藤は気付きもしないのであろう。2017/06/04

ふう

6
まず飛び込む字のデカさw。作者が元刑事だけあってリアリティはあるんだけど全体的に"警視庁24時"でたまたまデカい事件に完全密着したよう。「実は犯人が画面に映ってた!」みたいな伏線だし、さり気なく用語やら事案の説明が含まれたりするし、本作とデビュー作のノンフィクションと何か違いがあるのかな~(未読なので?だ)。"登場人物一覧"も親切すぎて新しく始まるテレビドラマの人物相関図を見てるのかと錯覚。若手刑事の名前がみんなジジ臭いのが一番の謎かなw2009/06/14

岡 幸治

2
過去コメントは賛否両論の否が多いですが、本刑事が書いた本という事で、フィクションと思わないでノンフィクションと思えば、感覚の古さや、説明のくどさも魅力に変わります。確かに少し素人くさいところは感じますが、それ以上に現場の心意気や雰囲気を感じました。2010/10/20

月と星

1
★★警察用語を学ぶのに適しています。犯人は、釜本(主人公)の突然ひらめきで捕まっちゃいます。非常に親切な「登場人物一覧」は不要です。むしろ名前が載っていない近藤刑事が印象に残っちゃいました。最後に「起訴祝い」と称して、刑事たちや事件関係者が飲み会をするのですが、『本部の刑事部が予算を捻出する』とあり、勝手に税金で飲んでんじゃないわよ!と腹立たしく思いました。2009/09/05

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