内容説明
人生に無駄なことはない。頂点を極めたユニットZOOの解散後、惨めで悔しい思いをしながらも、必死で夢にしがみついて踊り続けた力が人生を変えた。ダンスこそが夢を叶えるための唯一の手段だった――。「絶対ぇもう一度、武道館のステージに立ってやる」。グループ創成期のすべてを綴った自伝的傑作エッセイ。EXILEはこうして誕生した!!
目次
第1章 ジェネレーション・ギャップ
第2章 ディスコへの道
第3章 いまを生きる?
第4章 思いは叶う
第5章 Bボーイサラリーマン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャル
8
EXILEのHIROがEXILEのHIROになるまでを振り返った自伝的エッセイ。ダンサーを目指し始めたことからクラブでのバイトと放蕩に明け暮れ、そこから上り詰めたZOOの栄光時代。そして駆け足に上り詰めたからこそ見落としたものに気付き、再び一歩ずつ道を切り開いていく新しいステージ。そこから見えたのは、自分たちのために走り回っていた裏方の人々であり、HIRO自身も社長となり、あらゆる意味で、ファンであり裏方でありメンバーであり誰かのために進むことを決める。当たり前のことに気がつくことの大切さを描く一冊。2017/07/12
ひさのっち
4
11年も前の本だけど読んでみた。ヒロさん好きだから。ヒロさん!勢いありすぎでしょ!!シュンちゃんが上京して最初の一週間、毎晩夕食に誘えるその行動力、素敵です。私なら1日だけかも…。ヒロさん今もこれからもリスペクトです!!ヒロさんの本を出版したのが幻冬舎で嬉しかった!見城徹さん、ありがとう!!2016/03/09
三崎口@ネットつないだら本格復帰します
4
特にEXILEファンでもないが、あえて買ってみた。結果「おもしろかった」人に恵まれてるような気がする。それは本人の性格のおかげなんだろう。最近、続編が出たみたいなので是非とも読みたい。そんなに好きでもないって人でも楽しめると思う2014/07/22
Tatsuya9
3
あっという間に読了。本音で語りたいことが伝わってくるエネルギーがある。目標のためにギャンブルを辞めて行動を変えていったところが印象深い。生きる楽しさや希望的なものが覗ける。特に心に残った点を挙げれば、黎明期のチャンスへの向き合い方。 「それは雲の上から俺たちに向かっておろされた、一本の細い蜘蛛の糸なのだ。調子に乗って飛びつけば、そうと気づく前に切れてしまう。細心の注意を払いながら、しかも絶対に落ちないという信念を持って、勇気を出して登っていかなければ、雲の上には辿り着けない細い糸ー(p.162)」2024/07/08
響
3
EXILEを第一章から知る人にはたまらない一冊。何度も読んだけど、やっぱり何度もうるうるしてしまいます。感動もあるし、「夢は叶う」という事を強く感じさせてくれます。
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- 和書
- デビュタント・ワルツ