竹書房時代小説文庫<br> 独活の丙内 密命録 咎斬りの太刀

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竹書房時代小説文庫
独活の丙内 密命録 咎斬りの太刀

  • 著者名:幡大介【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 竹書房(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784812438053

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内容説明

南町奉行所の同心と火付け盗賊改方の同心が、そろって何者かに惨殺された。前代未聞の凶悪な辻斬り事件に奉行所は殺気立つ。そんな中、普段は「独活の大木」とさげすまれている昼行灯与力の田中丙丙に、幕府の上層部から密命が下った。かつて「鬼」と恐れられ、わけあって無能者の仮面を被っていた丙丙だが、同心殺しと密接に関わる謀略を暴くため、再び鬼となって立ち上がる!冤罪に泣いた町人、謎の黒幕集団、あやかしの如き剣客…立ちはだかる謎と陰謀を、丙丙の無外流剣術が一刀両断!最後まで飽きさせないノンストップ時代小説、 ここに開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかんべ

7
独活の大木とあだ名され、御前と呼ばれる人の依頼で戦う。御前の忍び者と思われる伝吉いや銀次?の活躍がいい味を加えている。2015/08/13

ウォーカージョン

3
昼行灯パターン。軽く読めるがそれだけ。なんか物足りない。ご都合主義や類型的やらであっても、何か外してくれないとつまらない。2019/02/06

ひかつば@呑ん読会堪能中

3
でっかくて腑抜けの役立たずで牢屋見廻与力という珍しい役職の男が主役の話。役人殺しの謎に挑むのだが、どうやら裏には幕閣の権力争いがあるらしい。主役の「ウドの大木」は与力でありながら一方のお偉いさんの命に従うという設定のようで、なんとも歯がゆいシーンもあるが、多種多彩な人物が出てくるので、奉行所の暇な与力が権力争いにどのように絡むのか、次巻以降の話が楽しみ。2013/03/13

nyaboko

3
前作があるんですかね? 以前は鬼与力として辣腕ぷりを発揮してた丙内が、『御前様』の命で奉行所の腐敗掃除の片棒担いだ頃から昼行燈与力となって、しばらくたった頃から話がスタートしてます。そんな行燈与力に、御前様が新たに「殺された火盗と同心の裏を調べろ」という無茶ブリに頑張って解決する丙内の犬っぷりに涙すべきか笑うべきかw 最後の〆は個人的には結構好きかな。別の作品で一橋治済が超悪者なので、この作品のは新鮮www むしろ可愛いwww2012/11/22

M2

2
実はデキる与力なり同心なりが昼行灯を装っている設定だと奉行所内に仲間がいないのがいつも寂しいけどこれもそんな感じ。伝助はいいキャラだな。役者にしたいような色男の山田浅右衛門というのは斬新だった。猪之吉のエピソードは好き。2011/08/22

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