内容説明
ニコロ・ダンテは高級ホテルのスイートルームで、カイリーという名の女性に手渡された書類をにらみつけていた。ダンテ家のダイヤモンド鉱山は元々カイリーの亡き祖父のもので、彼女は自分にも鉱山の所有権があると主張してきたのだ。確かに書類に不備はないようだが、ニコロは直感で感じ取っていた。彼女は嘘をついている。ぼくを騙して金を取る気なのだと。案の定、ニコロがかまをかけるとカイリーは尻尾を出し、勝算がないと悟るや、そそくさ逃げだした。そして追いかけるニコロの目の前で、道に飛びだし車に轢かれてしまう。困ったことに意識を取り戻したとき、カイリーは記憶を失っていた。
感想・レビュー
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akiyuki_1717
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初めから最後までどこを取っても頂けなかった・・・記憶喪失ってそんなに都合のいいものだったっけ?赤い糸でつながっていたことはいいとしても、正義や人道っていう点で、最後まで同感できる部分が無かった。★★です。いくらホットなロマンスとはいえ、詐欺を働いた部分で、多くを返済すれば許されるって考えが、おかしくね?って感じです。2014/04/04
くろうさぎ
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う~~~ん。記憶喪失ものは好きなんだけど、、この話は好きじゃないのかも・・・・。相手は詐欺師だから~~と自分を納得させてるヒーローですが、結局自分も詐欺師と変わりなくないですか?2012/03/18
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