内容説明
文学に普遍的な基準はありません。面白いと思うかどうかは、読者の年齢や経験、趣味嗜好に左右されます。「もてない男」に恋愛小説が、そのケのない人に同性愛的文学がわからなくても、仕方のないこと。世評高い漱石の『こころ』やドストエフスキーは、本当に面白いのでしょうか? 読むべきは『源氏物語』か『金閣寺』か? 世界の古典を「大体読み終えた」著者が、ダメならダメと判定を下す、世界一正直な名作案内。
目次
第1章 文学作品のよしあしに普遍的基準はない(「もてない男」に結婚生活の不幸を描いた小説がわかるのか;日本人とキリスト教;同性愛感覚 ほか)
第2章 日本人必読の名作たち(最高峰の名作;トップクラスの名作;日本のトップレベル作家 ほか)
第3章 私には疑わしい「名作」(夏目漱石;森鴎外;ドストエフスキー ほか)



