- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「フリーター五右衛門参上!」――主人公・石川貴和は、ロックスターとしてのメジャーデビュー直前に不運にも所属音楽事務所が倒産。やむなくフリーターとしてアルバイトを転々としながら、自殺した姉の愛娘・彩香と2人暮らしをしていた。ケンカばかりの2人だが、それなりに穏やかな共同生活だった。ところがある日、自殺したはずの姉が死の数分前に貴和の携帯電話にあてた、ダイイングメッセージとも受けとれるメールを発見! 姉の死の謎を追う貴和が平成の怪盗“フリーター五右衛門”に扮し、新鋭の巨大企業を相手に大立ち回りを繰り広げることに……。「2015年に至るまでに、パラダイム・シフトともいえる価値観の大転換が起こる」と予測するカリスマ経営コンサルタント・神田昌典が、社会の根底に横たわる深層心理パターンを巧みにエンターテインメント小説に落とし込み、これから実社会で起こりうる大異変をズバリ予測した衝撃作、待望の電子化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
湖都
13
経営コンサルタントが書いた未来小説らしいのだが、特に前情報なしに読んでみた。主人公は、売れないロッカーで、自殺した姉の娘と暮らしている。姉の残した言葉に導かれて、とある会社に忍び込むこととなるのだが、シリアスな展開の割にSFコメディ調だ。そう古い作品でもないのに、今現在の視点から見ると当たり前のことが近未来扱いになっていて、たった10年余りで日常が進化していることに驚く。小説としてはそこまで面白くはないが、日常が変わっていることを目の当たりにできる点では面白い。2019/02/19
よう
4
図書館本。2024/01/03
CherryBlue
3
先日読んだ著者の「全脳思考」で、紹介されていたため読んでみた。夢中になれる部分と、そうではない部分があって何とも言えない。けど、時代の価値観に洗脳されるって事で、今時点で自分も十分侵されているなと感じた。何にしても自分で考える事をしていかないと。2009/12/12
拓真・優太
1
【図書館本】 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆2014/06/01
Babgkok.R Baby
1
経営コンサルタントの方が書かれた小説ですが、普通にエンターティメント小説として非常に楽しめました。映画化すると非常に面白いものが出来るのではないかと感じました。2012/06/30