内容説明
TOKIOメガロポリスの衛星都市・猫ケ丘ニュータウンに住む18歳の豪田みのりは、マッドサイエンティストの3代目(ただし、仮免)。そんなみのりが、タウン誌『猫又ジャーナル』の記者2人と巻き起こすドタバタ事件、そしてライバルであるマイティ・マサコとの対決(?)などを描いた、火浦功の初期代表作が、ファン待望の大復活!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Saku
5
古き良き80年代テイスト。何だかイロイロとおおらかだったなぁ。ところで火浦功は今何をしているんだろうか?夢がかなって瀬戸内海で漁師になってたりするんだろうか。2014/08/18
syam
4
再読何回目かなぁ。「コツがあるのよ」って言われれば何でもできるってのがもう、なんていうかSFとして素晴らしい。2010/12/30
Sleipnirie
3
人間の転送実験で対象が色んな生物に変身したり、部屋ごと宇宙に飛ばしたり、二人の雑誌編集が女性マッドサイエンティスト(18歳)の発明品に毎回色んなめにあうというドタバタコメディSFの連作短編集。理論の考証それなりにやってて、ちょいちょい小ネタを挟んでる。 元は80年代に書かれた2部作で、それらを合本、加筆訂正したものらしい。2016/04/07
しゃお
1
懐かしいなぁ。今風に修正されてる部分もあるけど、今読んでも思わず笑ってしまうコミカルな短編集で、意外としっかりとSFしてる・・・ような、そうでもないような(笑)。2009/03/24
ひでぴ
1
うわぁ~!これは懐かしい!中学生の頃、文庫で読みました。文体は軽いんだけれど、ちゃんとSFですよ♪シリーズ2冊が一緒になって、書き下ろしまで付いててお得!!2009/03/19