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内容説明
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よいデザイン、悪いデザイン、かっこいいデザイン、どこからがかわいくて、どこからがかわいくないのか?
人はモノの色や形をどのように認知・判断するのか? 色型人間、形型人間とは? 人が無意識で行うイメージ化とは?
そして、人がもっとも好む究極のデザインとは? デザインの秘密と法則にするどく迫る1冊!
※こんな方に特にオススメ
・「センスがいいね」と人からほめられたい方
・デザイン、そしてセンスとはなにかを、科学的に理解したい方
・デザイナーになるのに必要な知識を短時間で身につけたい方
・自分がいいと思うデザインを人が悪いというのはなぜかを知りたい方
※著者からのメッセージ(「はじめに」より)
本書では、色彩心理学、認知心理学、イメージ心理学、脳内生理学、感性工学など複数の学問を横断的に利用して、
人がデザインから受けるイメージや、なにに対して魅力を感じるかを解明しようと挑戦している。
そして各分野の学問に対して専門的な知識がなくても理解していただけるように、できるだけ要約してかみ砕いて解説している。
各専門家からの批判を承知のうえで、横断的にいろいろなジャンルの分析手法を用いて、
多くの人が理解できるよう非常に簡単にまとめたつもりである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りり
12
デザインというものに対する統計とイラストを駆使した脳科学的アプローチです。すごく分かり易くというか、とっつき易く書かれていると思う。挿絵のおサルさんが、なにげに難しい内容を上手く助けており、相乗効果で、つるんと読めてしまいます。個人的に黄金比との比較の白銀比というものがあるのを知ったのが嬉しいです。日本古来より伝わる1:1.41の比率で、日本の建築や彫刻や生花などに用いられており、「大和比」とも言うらしい。日本人には黄金比より納得がいくような気がします。2015/06/28
アルカリオン
11
図書館で佐藤可士和氏等と並んで置いてあった本。「デザイナーの経験則を整理した本」かと思いきや、いきなり視覚や脳の解剖・機能的解説が。。めんくらって思わず書名を見直したが、それで納得した。確かに「科学する」本だ。経験則をまとめた本よりもよっぽど科学的だ。▼個人的にはそれほど面白いわけではなかったが、内容は妥当であり書籍としては悪くないと感じた。2022/10/11
usui
11
デザインを描くにはセンスや感性が大きく物を言うのだろうなという固定観念が自分のなかにあった。けれど、この本はデザインにまつわる簡単な法則や技術の存在を教えてくれて、何となく高尚に思っていたデザインづくりに対する敷居を下げてくれた。もちろん、センスや感性が物を言う部分もあるとは思うけど、この本を読んで、デザインは技術なんだと考えるようになった。手近に置いて、今後も少しずつ勉強したい。2016/02/28
Goto3387
4
隣の人が見ている映像と自分が見ている映像は、まったく別のものかもしれない。デザインの理解を難解にしているのは、人間の認知システムを理解するのが難解なのと同義である。言語イメージと記憶(知覚と認知)が異なるために、人は他者にデザインを正確に伝えられない。この本は、その部分をちょっと科学的に解析している。 第3章は、調査用の言語イメージの選定、調査対象となるデザインの物理特性の数値化、それらの関係性と、説得力のある説明になっている。 参考文献も読んでみたい。ブルーバックスよりとっつきやすい1冊です。 2018/12/16
ikatin
4
発表スライド作成にちょっと役立ちそうである。軽いノリで読めるが、重回帰分析など結構専門知識も求められる。ただ上手くわかりやすく書かれており、良い。2010/08/21
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