内容説明
他を寄せつけない速さで疾走し続ける森山大道は、何のために、何を想い写真を撮っているのか。一九九〇年代から二〇〇〇年代までのインタビュー・対談を集成し、写真の衝撃波と共振しながら、その思考の軌跡をたどる。
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目次
はじめに 青弓社編集部
第1部 語る
「ぼくの写真は日常を撮るだけ。物語にはいかないよ、絶対に」
ぼくの皮膚と街の皮膚、その一瞬のすれ違いが面白くてしょうがない。
code name:DAIDO
「我が身の破片性が無限に動き続けていく涯」ということ――島根県立美術館展を見て
目指すのは写真のゼロ地点、表層世界の完全なるコピーを実現すること
カメラマンと共通する『路上』の視野
写真で夢を見る――フォト・エッセイ集『遠野物語』の文庫化を機に
路上というのはミュージアムだし、シアターだし、ライブラリーだし、ステージみたいなものだ。
第2部 語り合う
すべてがラストシーンであり、ファーストシーンのような写真集――森山大道写真集『Daido』を巡って 荒木経惟/森山大道
デジタルカメラの「明るい部屋」 荒木経惟/森山大道
二〇〇二年冬。渋谷駅東口――中平卓馬との散歩。ともに歩く人、森山大道。 中平卓馬/森山大道
街を汲み上げる――対話「写真・視線・ポエジー」 井坂洋子/森山大道
深夜、新宿ゴールデン街 きわめてよいたいだん――写真と映画のリアル ホンマタカシ/森山大道
写真の迷宮へ(ルビ:フォトラビリンス)――「森山・新宿・荒木」展の開催と『森山・新宿・荒木』(平凡社)の刊行を機に 荒木経惟/森山大道
なぜか新宿 吉田修一/森山大道
GRデジタルは最強のスナップカメラか? 田中長徳/森山大道
ハワイ・トーク誌上採録 ホンマタカシ/森山大道
あとがき 森山大道
感想・レビュー
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takao
メルセ・ひすい
ifuru55
rifredi
turutaka
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