- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「物覚えが悪い」のではありません。ただ、正しい記憶法を知らないだけなのです。これが本書を貫く著者のメッセージです。本書ではまず著者の提唱する「向上の法則」について紹介します。多くの人は欲張ってしまうあまり、ムリな覚え方をしてしまう。しかし、カンタンだけど伸びるゾーンがあります。それを見つけて、効率的に頭を良くする方法を見つけようということです。これは目から鱗の考え方です。それ以降は、1000人以上を教えてきた豊富な実績にもとづいての記憶法のテクニックの紹介。人間の記憶力は無限です。本書で紹介される方法を実践してみると、それが実感できます。
目次
第1章 頭が良くなる記憶法とは?(向上の法則1 カンタンだけど伸びるゾーンがある 向上の法則2 「出ることで、伸びる」ゾーンを狙う ほか)
第2章 「つなげる」「またやる」「外に出す」で覚えられるようになる!(記憶の3つのステップを知ろう! 事前の準備 まずは「覚えること」を明確にする ほか)
第3章 記憶力が良くなるさまざまなテクニック(「極端」をはさむ 「枠」で囲む ほか)
第4章 あらゆる場面で使える「イメージ変換」の記憶法(「人の名前」はストーリーと顔をつなげる 「数字イメージ変換法」とは? ほか)
第5章 記憶力が良くなる緊張度のコントロール(「緊張度」をコントロールして覚えやすい状態をつくる テンパってきたら、ニギニギボール ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白い駄洒落王
17
復習の時間感覚など役立つ部分も多かった。基本的に学校の勉強用の内容といった感が否めない。学生には良書なのではないかな。2014/03/28
maito/まいと
13
つなげて覚える、ジェスチャー、イメージ変換等々、覚えやすくなるテクニックが盛り込まれた1冊。ナルホド確かに定着しやすそう。試験だけではなく、人の顔や名前を覚えるとき、道を忘れないようにするとき、などなど日常でも応用ができそう。東大生と聞くと、ひたすらガムシャラに勉強しているイメージを持っていたが、こうやって工夫して楽しんでやっていたのか。こういうところでも差が出るのかも(苦笑)2015/06/09
645TJC
13
つなげる、またやる、外に出す。身につける最良の方法は、ただ覚えようとするだけでなく、左右の脳の連携を意識し、5感と結びつける事で記憶を強化し、それを繰り返し、実際に使う事。一度にたくさんでなく、複数回で少しづつ。目的まで到達するためのステップを刻み、一回を小さくする事で行動しやすくする。2016/09/03
ひとまろ
7
東大3シリーズの第2弾。 どのように記憶をするか、どうすれば記憶出来るのか というテクニックが記載された本です。 「つなげる」 「またやる」 「外に出す」 これらを駆使するのが記憶法である。 知っている、実践していることもチラホラあり テクニックの確認程度にはなった。2015/11/29
おとなふみちゃん
4
★★★★★ 記憶法の本は色々あるがこれは気に入った。つなげ方を沢山覚えてつなげ上手になる。暗記するも物は拡大コピー。100回連続して唱えて覚えるはダメ。ポーズを入れて100回。インプットしやすい姿勢。1つの単語から連想するものをマッピングしそれを英単語で記憶。洋書を用い日英の往復運動で記憶。県名のイメージ変換表を用いこれをペグとし、生産順位ベスト3をイメージ記憶。山川平野をセットで記憶。他の教科で新しい用語がでてきた時に英語もセットで覚える。覚えないと決めたことは思い切って捨てる。2010/03/10